社会人の中には毎日ジムのエアロバイクでサイクリングをして汗を流している人もいると思います。
一昔前に比べると、これらのマシンはだいぶ低価格化が進み個人でもネットで安く買えるようになりました。
スポーツジムに行かずとも自宅で毎日ダイエットとトレーニングする事も可能です。
しかし、このエアロバイクやランニングマシン僕も結構長いことやっていた時期があるのですが、正直これを続ける時間と根性があるならば絶対自転車通勤した方が効果的だと思います。
では具体的にどういった理由から自転車通勤の方が良いと判断したのか、ご紹介しましょう。
ダイエット目的でジムに通おうと考えている人もぜひ一度目を通してみてくださいね。
メリット1 ジムと比べお金と時間の節約になる
一番大きいと感じたのはお金と時間の節約ですね。
お金に関しては、自転車通勤は初期費用は高いものの僕の場合は交通費の節約により半年ほどでペイできました。
特にジムに通っていてこれらの有酸素マシンしか使わないのであれば非常にもったいないので早く自転車通勤への切り替えを検討すべきです。
ジムの会費は大体月1万円前後が多いと思うので、交通費節約と組み合わせると毎月相当な金額が浮くはずです。
個人用のエアロバイクやランニングマシンは安くなったとはいえ、ある程度まともな作りのものは数万円はするのでちょっと足せばロードバイク買えちゃいますね。
室内に置くとかなり場所も取るので、スペース的なムダも多いです。
また、通勤と運動を兼ねる事が出来るので時間節約の効果も大きいです。
会社帰りにジムによって帰ると帰宅時間だいぶ遅くなっちゃうんですよね。
ちょっとアレな考え方ですが、その分残業出来ると考えればそれもある意味お金の節約かもしれません。
自転車通勤によって、行きと帰りそれぞれ1時間程度の運動を毎日行えると考えると、平日だけで1ヶ月約40時間もの『運動のための時間』が浮くことになります。
ジムから自転車通勤に切り替えることで毎月数万円&数十時間が浮くとしたら。。。
その分趣味や習い事、勉強など色々できますよね。
メリット2 ジムより運動の習慣化が楽になる
エアロバイクやランニングマシンを使っている人の大半はダイエットを目的の一つに捉えていると思います。
確かに室内でお手軽に有酸素運動が出来るマシンはジムでも人気があります。
しかし、この有酸素運動を習慣化するというのははっきり言って非常に難易度が高いのです。
最初はやる気に満ち溢れていたはずなのに、やがて『今日はなんか疲れたな。。。』とか『今日は気分が乗らない。。。』など『やりたくない』日が出てきます。
そこで甘えてしまうと、多くの場合そのままずるずると行かなくなり、やがて挫折してしまうわけです。
世の中の大半の人がダイエットに失敗するのは、この運動の習慣化が非常に難しいためです。
一方、自転車通勤の場合は会社への通勤自体が運動へと代わるわけですから、わざわざ『トレーニングをしよう』などと考える必要はありません。
あくまで通勤手段の一つですからね。
残業で遅くなった日なんかは普通はジムは止めておこう、となりますが自転車通勤ならばそのまま帰る=運動ですから自然と毎日続けられます。
もちろん自転車通勤自体が億劫になる日もあるかもしれません。
それでも運動が【目的】であるランニングマシンやエアロバイクと比べて、【手段】である自転車通勤の方がずっと続けやすいハズです。
自転車通勤で筋トレや体力強化の効果はあるかどうかを考えてみる 自転車のカロリー×距離の計算式を公開!最も効率的に痩せる習慣はコレ! 自転車通勤に挫折してしまう人へ。原因と無理せず続けるコツを伝授メリット3 エアロバイクと違い景色が変わるので飽きにくい
エアロバイクやランニングマシンの弱点として、景色が変わらないため飽きやすいという問題があります。
たしかにTVを見たり音楽を聞きながら出来るので、それで暇つぶしすることは可能です。
ただ、1時間とか長い時間になるとそれでもはっきり言って飽きます。
欠かさず見ているドラマやバラエティは別ですが、普段TVを見るときって『さあ見るか!』というよりも、なんとなくTVをつけて他のことをしながら興味があればそのままダラダラ見てしまうというパターンが多いと思いませんか?
つまりこれってどちらかと言うとTVは受け身で見るものなのではないでしょうか。
そのため、『今から1時間TVを見ながらランニングマシンしよう!』と思っても普段と比べて時間が経つのが遅く感じます。面白いTVがちょうどやっているとも限りませんしね。
結局は『TVを見ながら有酸素運動が出来る』ではなく『有酸素運動をしながらTVも見られる』であり、メインは運動になってしまうんです。
興味がある映画を見るという手もありますが、個人的には映画の場合はどちらかというと集中してじっくり見たいんですよね。。。
一方、自転車通勤ならば景色を見ながら走ることが出来ます。
春には桜を間近で見ながら走れますし、秋には紅葉を眺めながら走れます。
外の空気や風を感じながら走れるのはなんとも気分が良いものです。
毎日同じルートを通れば、次第に慣れてきてしまうものですが、やはり室内でのトレーニングよりはずっと時間が経つのが早く感じます。
最大の違いは【その場から動かない】か【移動しているか】の差でしょう。
やはり実際に外を移動していると常に様々な状況判断をしながら進むため、意外と集中しているので時間の感じ方がだいぶ異なるのでしょう。
ただもちろん慣れてくるとやっぱり飽きてくるので、たまに気分転換にルートを変えてみたりしています。
メリット4 エアロバイクと比べ負荷の感じ方が楽
実はランニングマシンと実際のジョギング、エアロバイクと実際の自転車運転はその負荷や筋力の使い方に大きな差があります。
例えばランニングマシンで時速10kmでの走行を30分続けられるとしましょう。
しかし、実際に道路で同じ様に走ってみるとランニングマシンよりもずっとキツく感じるはずです。
ランニングマシンの場合、地面となるベルトが自動的に回転している上を走っているので、運動エネルギーとしては前方にかかりません。
つまりその場で足踏みしているのと同じ様なもので、前に進む力が必要ないのです。
これはエアロバイクにも言えることで、バランスを取る必要も無ければ、曲がることも止まることも空気抵抗さえもない室内でのトレーニングと、実際に外を走るのとでは運動の負荷が大きく異なります。
特にロードバイクとエアロバイクではそのフォームが大きく異なる為、使われる筋肉もだいぶ変わってくるのです。
実際にロードバイクにのって自転車通勤を始めてみると、最初のうちは足だけでなく上半身も含め体のアチコチが筋肉痛になると思います。
常に変化し続ける道路状況に応じてバランスを取りながら走ることで、無意識の内に全身の筋肉をつかった運動になっているんですね。
その為、消費するカロリーも同じスピードならば自転車通勤の方が高いのです。
まとめ
以上のように、同じ様に見えても実は比べてみると色々と違うことが分かると思います。
もちろん、自転車通勤に対しエアロバイクの方が優れている点もあります。
なんと言っても天気や温度の影響を受けずに1年中同じコンディションの中でトレーニングできるのは魅力ですし、事故や転倒の恐れもありませんよね。
しかし、それらを差し引いても個人的には自転車通勤の方がずっと魅力的に感じます。
すでにジムで毎日エアロバイクやランニングマシンで走っている人も是非一度自転車通勤、検討してみませんか。
ロードバイクで自転車通勤を始めたい!知識0からの完全フロー