これだけ見ればOK!自転車用のバッグ&リアキャリア総まとめ!

実体験からママチャリで片道約15kmの自転車離通勤は可能かを考える

実体験からママチャリで片道約15kmの自転車離通勤は可能かを考える

僕は学生時代も実は長距離チャリ通していたことがあります。

高校生の頃は田舎に住んでいて、学校まで遠く電車やバスも本数がなく不便だったため一時期自転車で通学していました。

もちろん当時はロードバイクなんて全く知らなかったので普通のママチャリです。

改めてGoogleMapで測ってみたところ、実にその距離約13.5kmほどでした。

田舎と都会ではだいぶ勝手も違いますが、当時を振り返りながら『現実的にママチャリで長距離の自転車通勤が可能なのか』を検証してみます。

ちなみにロードバイクでの適正距離については以下の記事をご参照ください。

自転車通勤可能な最長範囲はどれくらい?限界距離と平均時間の目安自転車通勤可能な最長範囲はどれくらい?限界距離と平均時間の目安

当時の通学条件

通学に使用していた自転車

通学に使っていたのはごく一般的なママチャリで、近くのホームセンターで1万円ほどで購入したものです。

前カゴがあり後ろにはキャリアがついているタイプで、両足スタンドという完全に後輪が浮くタイプのスタンドが付いた、まさに『ザ・ママチャリ』のイメージ通りです。

正直言って全くメンテナンスはしておらず、空気を入れるのも半年~1年に1度入れるかどうかというレベルです。

購入時の状態からサドル調整なども全くしていませんでした。

通学の経路

ど田舎だったのでルート上、ほとんど信号はありませんでした。

田んぼの中を疾走していくような感じですね。

市街地の部分は歩道も広くかなり走りやすかったように記憶しています。

東京都内の自転車通勤事情と比べれば、遥かにスピードを出しやすい環境でしょう。

ただ、その分風が強い日は遮るものがないので結構辛かったですね。

ちなみに雪の日もタイヤを滑らせながら通ってましたし、雨の日は傘をさしながら自転車に乗っていました。(結局はびしょ濡れになる)

正直言ってただの苦行ですね・・・。

通学の状況

大半の日は友人と一緒に通っていたので、ダラダラと会話しながら走っていました。

見通しもよく滅多に車も通らないので並走しながら雑談する感じで、ペースは相当遅かったと思います。

たまに1人で通学するときは、歌を歌ったり考え事をしながらも走りに集中していました。

夏場はやはり汗をかいていましたが、それ以外の季節は学校につく頃にも特に汗はかいていませんでした。

その程度のペースだったということでしょう。

学校についてから特に着替えなどもしていなかったですし、教科書なんかは学校に置きっぱなしだったので荷物も多くなかったですね。

通学の所要時間は1時間以上

たしか朝は8:45にホームルームが始まるので、それまでに教室に入れば間に合うはずで、毎日7:30前には家を出ていました。

それでもほぼ毎日5~10分は遅刻していました。

9:00から始まる1時間目の授業には大抵間に合っていたので、平均すると1時間20分位でしょうか。

計算してみたら、平均時速としては10.125kmとなりました。

東京でロードバイクで通勤しているときは信号が非常に多いという条件でも平均時速は20kmを超えていたのでペースとしては半分程度です。

ダラダラ走っていたとは言え遅すぎますね。

特に坂道や向かい風のときはガクッとペースが落ちていて、必死にペダルを踏んでも全然速度が上がらなかった記憶があります。

サドルが低く、ギアの調整もできなかったので力が分散してしまっていたと思います。

今、ロードで走ったら30分程度で行けるのではないでしょうか。

パンク頻度が非常に高かった

完全ノーメンテだったこともあって、パンクやチェーンが外れたといったトラブルは多かったです。

チェーンは無理やり引っ掛けて強引になおしたり、パンクの場合はそのまま無理やり家まで走ったりと相当無茶な乗り方でした。

当然タイヤは相当すり減って劣化していましたが、お金もなかったので交換せず乗りまたパンクする、という悪循環でした。

最初は近くの自転車屋に持っていってましたが、パンクの頻度が高かったのでやはり節約のため途中からは自分でなおしていました。

1つのチューブを3,4回は直してつかっていたんじゃないでしょうか。結局最後までタイヤ交換した記憶もありません。

1年間で5回位はパンクしていたと思います。

結論、片道10kmを超える自転車通勤でママチャリはきつい

今は自転車に対する知識や姿勢が随分変わっているので、もう少しマシだとは思います。

ある程度ちゃんとメンテナンスして空気圧やサドル、チェーンの調整等を施して走ればもう少しペースは上がって1時間以内で到着できるはずです。

ただ、それでもやはりロードバイクと比べるとそのペースは全然違います。

今でもたまにママチャリには乗りますが、とにかく車体の重さとタイヤの太さによる抵抗が大きくペダルを踏むのをやめるとあっという間に速度が落ちてきます。

体力も持たないのでスピードも全然維持できません。

実際に13.5kmという距離を自転車で通っていたので決して不可能ではありませんが、ロスが大きく非常に時間がかかるのでやはりおすすめはできません。

この距離ならば、せめてクロスバイク以上じゃないと実用レベルとして厳しいでしょう。

まとめ

僕の高校時代の実体験から13.5kmの距離をノーメンテのママチャリで通ったらどうなるのかをお伝えしました。

  • 信号がほとんどない田んぼ道でも平均時速10km程度しか出ない
  • 坂道や向かい風だと全くペースが上がらない
  • 地面との摩擦のロスが大きく、すぐにスピードダウンする
  • 通勤として実用レベルで使うならクロスバイク以上は必須

片道10km以上の距離をママチャリで頑張るのは正直時間と体力の無駄なので、大人しくロードバイクかクロスバイクを手に入れましょう。

自転車通勤可能な最長範囲はどれくらい?限界距離と平均時間の目安自転車通勤可能な最長範囲はどれくらい?限界距離と平均時間の目安

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です