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目立たず手軽!自転車用の部位別おすすめプロテクターを総まとめ!

目立たず手軽!自転車用の部位別おすすめプロテクターを総まとめ!

本格的なレースではない一般の公道を走る自転車通勤であっても、時に事故や転倒にあったとき丸腰では体に大きなダメージを受けます。

多くの人がすでに装備しているであろうヘルメットやグローブだけでは守れない、膝や膝、肩、腰といった箇所をカバーするにはプロテクターが必要です。

前回、僕の事故の実体験を元にプロテクターの必要性についてお伝えしました。

しかし、プロテクターというとどうしてもゴツくて取り付けるのも大変な大げさな物をイメージしてしまうと思います。

それで自転車通勤をするのは動きづらくなりそうだしなによりちょっと恥ずかしい、という気がしますよね。

ですが、今は技術の進歩によりプロテクターのイメージは一昔前に比べて大きく変わってるって知っていましたか?

薄手で目立たず、ほとんど付けているのがわからないようなものも多数あるのです。

そこで、具体的に自転車通勤用のプロテクターとして使えるアイテムはどんなものがあるのかをご紹介しようと思います。

今回の記事を見れば『プロテクターはかっこ悪い』『自転車通勤にプロテクターなんて大げさでしょ』『ロードバイクのプロテクターってどんなものがあるのかわからない』そんな意見を全て一掃できちゃいますよ!

様々なスポーツで使用されるプロテクター

ロードバイク用のプロテクターというのはそれほど種類は多くありません。

どちらか言うとモトクロスやBMXといった激しい動きを伴う自転車競技用のものが大半です。

しかし、なにもロードバイク用にリリースされているプロテクターだけが選択肢ではありません。

実は膝や肘などの関節部分を守るプロテクターは様々なスポーツごとにあり、非常に数多くの種類がリリースされています。

ざっと一例を挙げてみると『バイク』『スノーボード』『スケボー』『バレー』『格闘技』『乗馬』『フィギアスケート』『ラグビー』など。

他にもまだあるでしょう。

これらは当然求められる動きや怪我しやすい箇所が微妙に違いますから、同じ部位でもわずかながらパッドの位置や厚さも違ってきます。

ですが、中にはロードバイクの運転を妨げず、それでいて転倒時にしっかりとガードしてくれる、そんなプロテクターもあります。

それらを代用すればロードバイクの自転車通勤も快適・安全にこなせるでしょう。

というわけで、今回はロードバイク用のものに限定せず、幅広い競技用プロテクターの中からオススメのアイテムを部位ごとに紹介します。

肘を守るプロテクター

個人的には夏場であっても基本的に半袖のみというのは推奨しません。半袖の場合でもアームカバーは必須だと思います。

怪我防止という点でもそうですが、直射日光を直接浴びることによるだるさや汗が乾きにくいと言った点で快適度がまるで違うからです。

※アームカバーのメリットやおすすめアイテムは以下の記事でもご紹介していますよ!

まさか半袖で自転車通勤してるの?春~秋はアームカバーは絶対必要!まさか半袖で自転車通勤してるの?春~秋はアームカバーは絶対必要!

その点、肘用のプロテクターはアームカバーと一体型になっているものも多く、一石二鳥と言えるでしょう。

ソフトプロテクションカバー アーム用(WALKRIDE Products)

参考価格¥3,980

見た目や装着感はほとんど普通のアームカバーでありながら、肘を中心にこっそりとパッドが入っています。

伸縮性があり柔らかいパッドなので腕の動きを妨げることもなく、付けている感覚は本当に一般的なアームカバーと大差ありません。

<ソフトプロテクションカバー アーム用>photo by WALKRIDE Products

<装着イメージ>photo by WALKRIDE Products

アームカバーの代わりになるので1年中使えますから、コストパフォーマンスはかなり高いと言えるでしょう。

薄手ですが転倒時の擦り傷に対しては十分に効果が期待できますよ。

コンフォートアームサポーター(POI DESIGNS)

参考価格:¥2,700

こちらも同じくアームカバーとしての用途を持ちながらもしっかりと肘にパッドが入っています。

肘のパッドはスポンジタイプになっているのでやはり動きを妨げることなく快適にロードバイクでの通勤が可能です。

パッド以外の生地にはスウェットブレーカー2という気化熱を利用した冷感素材を使用しているので、夏場も快適に過ごせますね。

ややプロテクターが目立ちやすいデザインなので、そこは好みが分かれるかも知れません。

ELBOW FIT(ARK)

参考価格:¥2,900

スノーボード用のメーカーであるARKからリリースされている肘用のプロテクターです。

ガチガチに凍った雪面は相当の硬さになりますから、スノーボード用のプロテクターに求められる耐衝撃性もそれなりのものです。

そんなスノーボード用の肘プロテクターはやはり動きやすさと安全性を兼ね備えています。

外部の衝撃をすばやく分散、吸収させる特殊ゴムと汗をすばやく蒸発させる3Dエアメッシュ構造により、スノーボード用品でありながら夏場の使用でも快適です。

ロードバイク用プロテクターより範囲は狭いものの厚手なので、よりピンポイントに高い耐久性を求めるならこちらのほうがオススメです。

バレーボール ヒジサポーター ユニセックス(Mizuno)

参考価格:¥1,178

意外なパターンで、バレーボール用の肘サポーターという選択肢もありです。

もちろんアスファルトでの使用を想定したものではありませんが、厚手のパッドが入っているのでロードバイクでの転倒時でも効果が期待できます。

大手メーカーのミズノ製ですから激しく汗をかくロードバイクでも十分使用に耐えられるでしょう。

ただ、カバー範囲がやや狭いので冬場に長袖の中に装着するのがよいと思います。

膝を守るプロテクター

最も怪我しやすい膝のプロテクターは、やはり様々なスポーツ用のものが多数販売されています。

どれもこれも動きやすさ+耐久性の両方を追求した製品なので、自転車通勤にもバッチリ使えるものばかりです。

ソフトプロテクションカバー レッグ用(WALKRIDE Products)

参考価格:¥4,680

最初に紹介したWALKRIDEのソフトプロテクションカバーのレッグ用です。

<ソフトプロテクションカバー レッグ用>photo by WALKRIDE Products

<装着イメージ>photo by WALKRIDE Products

こちらもやはり目立ちにくいデザインながらしっかりとパッドが装着されています。

太ももから足首までしっかりと覆ってくれる上、UPF50のUVカットも備えているので、冬場ズボンの下に履くのはもちろん、夏場ハーフパンツと組み合わせるにも最適です。

コンフォートレッグサポーター(POI DESIGNS)

参考価格:¥3,600

こちらも先程のPOI DESIGNSのアームサポーターと同じシリーズですね。

元々このメーカーはバイク用やスノースポーツ用のプロテクターも手がけており、非常に高い技術を持つ会社です。

このレッグサポーターのパッドは膝からスネまで広範囲でカバーしてくれるので安心感が違いますね。

膝裏やパッド周辺にはメッシュ素材が使われており、冷感素材と相まって夏場での使用時の快適性が高い製品です。

FLANK LEG(RACE FACE)

参考価格:¥11,500

インパクトの強いガッチリしたデザインとその価格に圧倒されてしまう製品ですが、おすすめするのはちゃんと理由があります。

この膝からスネまでしっかりと入っているパッドは驚異の新素材と呼ばれる『D3O』という物質が使われています。

これは普段は粘土のように柔らかいのに、衝撃が加わった瞬間一瞬で硬化するという驚きの性質を持っています。

実際にその性質がよく分かる動画がありますのでそちらを見れば百聞は一見にしかず、です。

強度と柔軟性という相反する要素を併せ持つプロテクターとしては最強とも言える新素材ですね。

また、このプロテクターは外付けタイプになっていて、靴を履いたままでも簡単に着脱ができるというメリットがあります。

目的地に着いたらすぐに取り外すことが可能なので使い勝手の面でも抜群です。

価格は高いものの、膝用としては文句なしにNo1のプロテクターです。

ニーサポーター(BODYMAKER)

参考価格:¥1,300

立体的なパッドにより正面だけでなくサイドまでしっかりとガードしてくれるカバーです。

こちらはなんと格闘技用のサポーターです。

様々な角度の打撃に対ししっかりとガードしてくれるサポーターは、相手がアスファルトでもその能力を存分に発揮してくれるでしょう。

見た目の通りかなり厚手のパッドがしっかりと入っており、擦り傷はもちろん打撲にも強い一品です。

リーズナブルな価格も嬉しいポイントですね。

肩を守るプロテクター

転倒時には肩もまた接触しやすいポイントです。

僕も転倒時した際に一番大きな傷になった場所は肩でした。

肩専用のプロテクターは数が少なく、残念ながら単体でオススメできるものはあまりありませんでした。

肩こりや関節痛用のサポーターもありますが、素材自体が厚手なものが多く自転車通勤の用途には向きません。

基本的には上半身用のプロテクターを使ったほうがよさそうです。

ラグビー ショルダーガード(SCEPTRE)

参考価格:¥6,500

あえて肩を中心としたプロテクターを選ぶならばこのラグビー用のショルダーガードシャツをおすすめします。

ポイントは鎖骨から肩にかけて広範囲でカバーしている点と、脇や背中部分がメッシュ素材になっていて高い通気性が確保されている点、そして体にフィットする伸縮素材である点です。

鎖骨だけではなく上腕部分までカバーされていることで転倒時にも対応でき、また広範囲がメッシュになっていることで自転車通勤用途としても十分合格点ですね。

上半身を守るプロテクター

上半身全体をカバーするプロテクターのポイントは広範囲をしっかりカバーできることと通気性、速乾性に優れた素材であることです。

この両面を備えていないと自転車通勤用のプロテクターとしてはちょっと力不足ですね。

今回紹介するものはデザイン上、インナーウェアとして使用するパターンが中心になると思います。

ボディープロテクター(VAXPOT)

参考価格:¥6,299

スノースポーツ用のプロテクターですが、肩、肘、背中、脇腹と広範囲をカバーしています。

使われているパッドは『NBRフォーム』と呼ばれる軽量かつ優れたクッション性を併せ持つ素材で作られています。

さらにパッド自体も細かいパーツに分かれている上、ストレッチ性の高いメッシュ素材が使われていますので動きやすさもバッチリです。

薄手のスリムなタイプなので、ジャストサイズで着用し秋~春にかけてウィンドブレーカーと合わせるのがおすすめです。

ロングスリーブ コンプレッションシャツ(G-FORM)

<ロングスリーブ コンプレッションシャツ>photo by G-FORM

<ロングスリーブ コンプレッションシャツ>photo by G-FORM(※クリックで拡大)

参考価格:¥24,000

※2018年10月現在ロングスリーブはなぜかAmazonや楽天などでも取り扱いが無いようです。

非常に高価格ではありますが、こちらも先程の『D3O』と同じ様な特殊素材が使われたコンプレッションシャツです。

こちらのプロテクターの素材は『PORON XRD』と呼ばれるもので、やはり普段はとても柔らかくぷにぷにとした触り心地ですが、一度衝撃が加われば即硬化ししっかりと体をガードしてくれます。

またコンプレッションウェアという適度な着圧があるシャツなのでかなりピチっとしたサイズ感ですが、吸汗性速乾性が高くインナーとしても優れています。

見た目は少々派手ですが『PORON XRD』の素材のおかげで薄手なため、中に着てもプロテクターの厚みが目立たず、その着心地は『着ていることを忘れる』というキャッチフレーズ通りです。

長袖なのでアームカバーの役割も果たしますが肘部分のプロテクターがないのが弱点ですね。

ちなみに半袖タイプ(¥21,000)もあるので、肘用のプロテクターを別途用意するという場合はそちらと組み合わせるのもアリです。

FLANK CORE(RACE FACE)

参考価格:¥14,900

こちらは元祖『D3O』を使った半袖タイプの上半身プロテクターで、胸、肩、背中にパッドが入っています。

プロテクターの機能としてはほぼ同じでG-FROMより価格が安めですが、肩のパッドがやや厚めで目立ちやすいという弱点があります。

背中側も脊椎を広範囲をカバーしてくれるので安全性は非常に高いのですが、その分少々暑いかもしれません。

それ以外の布部分の生地は肌が透けるほどの荒いメッシュなので、全体的な通気性は非常によいです。

なお、パッドは取り外すことが可能です。

インナーボディープロテクター 03

参考価格:¥2,980

G-FORMと同じくコンプレッションシャツウェアタイプのボディープロテクターです。

G-FORMの約1/10という価格ですが、ちゃんと適度な着圧がありプロテクター部分がしっかりとフィットします。

肩、背中、胸、腹部など広範囲でガードしてくれますが、こちらも半袖タイプなので肘部分はノーガードになりますね。

それなりの吸湿性と速乾性があるのでインナーとしてもまずまずです。

なにより非常にリーズナブルなので、お試しとして初めてのプロテクターにはいいのではないでしょうか。

下半身を守るプロテクター

最後は下半身全体を守るプロテクターです。こちらも太ももの付け根までをカバーする半ズボンタイプと膝やスネまで広範囲でカバーするタイツタイプの2種類に分かれます。

やはりインナーウェアとして使えるような吸湿性、速乾性が高いものがベストでしょう。

コンプレッションバイクショーツ(G-FORM)

<コンプレッションバイクショーツ>photo by G-FORM

<コンプレッションバイクショーツ>photo by G-FORM(※クリックで拡大)

参考価格:¥19,000

G-FORMの下半身タイプで主に左右の腰と尾てい骨部分を中心に『PORON XRD』が使用されています。

こちらもコンプレッション生地なので高い着圧があり、運動時の動きをサポートしてくれます。

また、バイクショーツというだけあって自転車用に作られており、ロードバイク用レーシングパンツのようにサドル部のクッションがついているのが特徴です。

ロードバイクのサドルは固めなので、慣れない内や長距離の運転ではどうしてもお尻が痛くなってしまいます。

その為、サドル用のクッションは長距離を走る人には必須とも言える装備です。自転車通勤初心者にはありがたい装備ですね。

※2018年10月現在こちらもバイクショーツは大手ショッピングサイトでの取扱いがないようです。バイク用ではない通常のショーツしかないですね。

ヒッププロテクターロング(VAXPOT)

参考価格:¥3,499

上半身を広範囲でカバーするVAXPOTのヒッププロテクターです。

ロングという名前の通りタイツ型で膝にもパッドがついています。

元々スノーボード用のアイテムなので主にお尻を中心に後ろ部分をほぼ100%カバーしてくれる安心のプロテクターです。

まあ実際に自転車で転倒した際にお尻をぶつけることはあまり考えにくいのですが、ヒッププロテクターがサドルクッションの役目も果たしてくれますからその恩恵は十分受けられます。

リーズナブルな価格も魅力ですね。

HYOD D3O UNDER PANTS (LONG)(HYOD)

参考価格:¥14,500

肘用プロテクター、上半身プロテクターでもご紹介した『D3O』を使った下半身用のプロテクターです。

こちらはバイク用品メーカーでもHYODからリリースされており、その信頼性は非常に高いと言えます。

『D3O』の凄さはすでにお伝えのとおりですが、この製品はアンダーパンツと銘打っており、吸汗速乾性だけでなくフラットシーム縫製により縫い目の引っかかりがなく非常に肌触りがよいパンツに仕上がっています。

その為、アンダーウェアとしても優れており夏場のインナーとしても適していますね。

まとめ

というわけで、肘、膝、肩、上半身、下半身と各部位に応じたオススメの製品をご紹介しました。

値段にかなりのひらきがあるので迷ってしまうところですが、やはり高いものは高いなりの理由があります。

快適性と安全性を重視するならば、思い切って『D3O』や『G-FORM』といった特殊素材を使った高価格帯の製品を使ってみると良いでしょう。

高い安心感と快適性を両立したアイテム類は一度使うと手放せないはずです。

デザイン性重視ならばスリムで目立ちにくい『WALKRIDE』『POI DESIGNS』のアーム&レッグカバーですね。

トータル的なコストパフォーマンスでは『VAXPOT』の上半身プロテクターと下半身プロテクターの組み合わせが一番おすすめです。

万が一に備えて揃えておけば安心感が違います。今まで以上に走りにも集中できますね。

是非参考にしてください。

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