ロードバイクやクロスバイクを乗るならば服装にもこだわりたい!そんな人も多いと思います。
このブログでは基本的に自転車通勤にフォーカスしていますが、ファッションも含めてサイクリングを楽しむというのは大いに結構だと思います。
これからの暑い季節に向けて、ひとつおしゃれなサイクリングウェアを選びたいという人もいるでしょう。
今回はそんな人にむけてスタイリッシュなサイクリングウェアをご紹介したいと思います。
ただのジャージからワンランク上の服装にチャレンジしたいあなたに送る記事です。
サイクルジャージ(サイクルウェア)の選び方のコツ
サイクルジャージ(サイクルウェア)を選ぶ上でのポイントはずばりサイズ感とデザインの2つです。
まずサイズ感はジャストサイズが大前提になります。
余計な空気抵抗を減らし、走っている最中に生地がバタバタしないようにデザインされているのでオーバーサイズだと効果半減です。
なるべく実際の店舗で試着してから購入するとよいでしょう。
また、デザインも実は非常に重要なポイントです。
ロードバイクで長距離を走るのであればやはり自分の気にいったファッションの方が気分的にも盛り上がります。
近年流行りの漫画が好きな人は、キャラクターと同じブランドのサイクリングウェアなんか着ればパフォーマンスにも影響するはず。
機能性についてはある程度しっかりしたブランド、同じような価格帯であれば大差はありませんのでそこまで気にする必要はありません。
まずはサイズ感とデザイン。この2つをしっかりと意識しましょう。
逆に言えば大きく気をつけるべき点はこれだけなので楽ですね。
意外と知らない?サイクルジャージ(サイクルウェア)のメリット
サイクルウェアならではのメリットについてもおさらいしておきましょう。
本ブログでは自転車通勤を始めるにあたって揃えるアイテムのコンセプトは『なるべくをお金をかけない』です。
その為、ウェアも専用のサイクリングウェアではなくただのジャージで十分というスタンスです。
実際に僕も自転車通勤時にはそういった安いスポーツジャージで乗り切りましたし特段不便も感じてません。
しかし、やがて通勤だけでは物足りなくなって本格的に長距離ツーリングをしたい!となったらやはりウェア類も専用のものを用意すべきだと思います。
スポーツ用ジャージとはひと味もふた味も違う、専用のサイクリングウェアの魅力を上げてみましょう。
快適性が段違い!考え抜かれたデザイン
まずやはりサイクリング専門にデザインされているだけあって、非常に快適に走ることができます。
空気抵抗の低減や高い吸汗速乾性能、それに前傾で走行するときにしっかりと背中までカバーできるように後方が長くなったデザイン、そして後述するバックポケットの存在など随所の工夫が凝らしてあります。
一般的なTシャツはもちろん、スポーツ用のジャージと比べてもその快適性はかなり差があると言って良いでしょう。
長い歴史の中で少しずつ改善されてきたものなので非常によく考えられたデザインになっています。
何気に超役立つバックポケット
サイクルジャージにはちょっとした荷物を収納するためのポケットが付いています。
といっても、普通のシャツに付いているような胸ポケットではありません。
バックポケットといって背中側に収納があるのです。
このバックポケットですが見た目以上に収納力があり、かなりの量の小物を格納できますしこう見えて振動などでポロッと落ちてしまうこともありません。
(前傾姿勢だと背中側は安定するのと、結構深いポケットなので中身が飛び出しにくいデザインになっています)
レースはもちろん長距離ツーリングでも多くのロードバイク乗りはバッグ類を背負うことはないので、こういったポケットが非常に重宝されるのです。
背中のポケットと言うとかなり違和感を感じそうに思えますが、実際に使ってみるとほとんど違和感はありませんし走行にも影響しないので、かなり役に立ちますよ。
ただのジャージよりもワンランク上のファッション性
最後はデザイン面のメリットですね。
スポーツ用にデザインされたジャージはどうしても画一的なものばかりですが、サイクルジャージはとにかくファッショナブルなアイテムが多数リリースされています。
本当に街中で着ていてもなんの違和感もない(それどころかむしろおしゃれ)アイテムも多いです。
ただ、全般的な傾向としてはやはりロードバイクとあわせたときにこそ映えるようにデザインされたものが主流なので、正直全部が全部街中でも使えるというわけではありません。
中には明らかに浮いてしまうものもあるでしょう。
ただ、ヘルメットやサングラスと組み合わせたとき、やはり普通のジャージではどうしてもチグハグなファッションになってしまうのは否めません。
おしゃれにロードバイクやクロスバイクに乗りたい、トータルコーディネートを意識してファッションを考えたい、そういった人であればサイクルジャージは欠かせないでしょう。
センスの塊!おすすめしたいおしゃれなサイクルジャージ5選!
サイクルジャージの選び方やメリットがわかったところで実際におすすめのスタイリッシュなサイクルジャージをご紹介していきましょう。
1.SOARA 半袖ジャージ ストライプ(Bianchi)
参考価格:¥12,420
ロードバイク界のオシャレ番長といえばBianchiを無視することはできません。
おなじみのチェレステカラーはサイクルジャージにおいても存在感抜群です。
別にロードバイク本体がBianchiでなくともいいんです。
むしろあえて別ブランドのロードバイクに乗りながらサイクルジャージや小物類をBianchiで統一するというのもおしゃれですよね。
「気になってるものの、自分のロードバイクはBianchiじゃないんだよね。。。」
そんな人にこそ試してみてほしいと思います。
きっと世界が広がりますよ。
2.半袖レトロジャージ ヴィンテージカーキ (カペルミュール)
参考価格:¥14,040
ライオンマークがチャームポイントのカペルミュールはいかにも海外ブランドっぽいネーミングでありながら実は日本のブランドです。
サイクルジャージでありながら街中での着用でもおしゃれに決まる絶妙なデザインが高く支持されており、おしゃれブランドとしての地位を確立しています。
直営店舗が渋谷と大阪にあるので可能であれば直接足を運んでみるとよいでしょう。
こちらは非常にシンプルなカーキのサイクルジャージでライオンのロゴが胸と背中にデザインされています。
ピチピチではなく程よいサイジングなのでロードバイク初心者でもすんなり着られると思います。
3.Happiness Smile III Jersey(セブンイタリア)
参考価格:¥12,744
こちらはブランド名からわかるとおりイタリア発のブランドです。
2014年立ち上げとかなり新しいブランドながら、そのデザインセンスでまたたく間に人気が急上昇しました。
全体的に色使いはシンプルですが、ワンポイントで入っているイタリア国旗でお馴染みの緑白赤のカラーや程よいサイズ感。そしてあちこちに様々なアイコンが配置されながらもうるさくならない絶妙なバランスは見事というほかありません。
カペルミュールのように街中で着用するには正直向きませんが、ロードバイクやクロスバイクと組み合わせるとバッチリ決まります。
4.Moab Brewery Especial サイクリングジャージ(World Jerseys)
参考価格:¥16,408
WORLD JERSEYはカルフォルニアのブランドですが、実は↑でご紹介したセブンイタリアのアイテムデザインを手がけている7 BiCYCLEがプロデュースしています。
とはいえ、こちらのアイテムはセブンイタリアとは大分おもむきが異なっており、一言で言うと全体的に『ハッチャケた』デザインになっています。
大人しいデザインよりも少し位派手でテンションがあがる方が好きという人にはぴったりでしょう。
グラフィカルなサイクルジャージは遠くからでもかなり目立つので、車からの視認性が高く安全性を確保できるというメリットもあります。
特に山道や峠など長距離ツーリングをメインにしていきたいならばコレくらい派手な方がしっくり来ると思いますよ。
5.BLACK VENGA! Aero半袖ジャージ/ブラック(PANDANI)
参考価格:¥17,830
こちらも彗星のごとく現れた日本のブランドです。
いつ立ち上げられたのか詳細な情報は見つけられませんでしたが、元自転車乗りの方が作り上げたブランドで圧倒的なセンスで熱狂的なファンも多い伝説のサイクルジャージブランドですね。
片目にPのマークのアイパッチをつけた『空飛ぶパンダ』という可愛らしいマスコットキャラがポイントです。
もちろん空飛ぶパンダがデザインされていないアイテムも数多くとりそろえており、かなりの充実度を誇ります。
こちらも全体的に派手目なものが多いのですが、どれもこれも一捻りあるデザインばかりで目移りしてしまうかもしれません。
色使いも面白いので、是非一通りチェックしてみて欲しいブランドですね。
まとめ
というわけで、今回は普通のスポーツブランドのジャージから脱皮し、ワンランク上を目指す人のためのサイクルジャージ特集でした。
単体で見るとあまりイメージが湧かないかもしれませんが、ロードバイクやクロスバイクと組み合わせると一気におしゃれにバチッとハマるのがサイクルジャージです。
今回紹介したアイテムはどれもこれもハイセンスなものばかりですが、特に街でも着れるおしゃれなサイクルジャージといえばやはりカペルミュールが筆頭になると思います。
とはいえ最終的には個人の好みの問題ですから、是非いろいろなものを見比べて見てほしいと思います。
以上、参考になれば幸いです。