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[容量別]絶対濡らさない!ロードバイク用完全防水サドルバッグまとめ

[容量別]絶対濡らさない!ロードバイク用完全防水サドルバッグまとめ

通勤でロードバイクに乗っていれば、どんなに気をつけていても突然の雨にふられてしまうことは必ずあります。

そんなとき、防水のバッグがあれば安心ですよね。

特にサドルバッグはロードバイク用のバッグの中でも種類が豊富で、用途に応じて幅広い容量が選べますから自転車通勤にも役に立ちます。

というわけで今回はそんな『防水』『サドルバッグ(シートバッグ)』だけを集めてみました。

しかも、中途半端な防水ではなく『完全防水』に絞ってみました。

これらのアイテムを使えば、荷物が濡れる心配は一切不要になりますよ!

完全防水の定義について
今回ご紹介する完全防水のサドルバッグは、原則IPX6(注1)以上が中心となります。IPXとはJIS規格における防水性を表す等級のことで、2~8までのレベルがあります。

注1)IPX6とは以下のレベルを指します。

直径12.5mmの注水ノズルを使用し、100L/分の水を器具の表面積1m2当り1分、最低3分間、注水します。器具はターンテーブル上に設置し回転させます。 注水ノズルと器具間の距離は2.5~3mとします。

『ホースで3分間360度から放水して大丈夫なレベル』なのでちょっとやそっとの雨ならばまず問題ありません。(さすがに水没までは考慮していませんが)

また、一部IPXの数値が確認できなかったものもありますが、公式ページやECサイトなどで完全防水をうたっているものを中心に集めています。

容量別 おすすめ完全防水サドルバッグ7選!

ではさっそく各メーカーからのおすすめの防水サドルバッグをご紹介します。

容量別にまとめましたので、後半に行くほど大容量になっていますよ。

オルトリーブ サドルバッグ(ORTLIEB)

Sサイズ(0.8リットル)参考価格 ¥5,000
Mサイズ(1.3リットル)参考価格 ¥5,800
Lサイズ(2.7リットル)参考価格 ¥6,600

防水バッグといえば、非常に知名度が高いのがドイツのメーカー『オルトリーブ』ですね。

オルトリーブの製品は原則全て完全防水に作られています。1度位はその名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

2018年11月現在、オルトリーブで取り扱っているサドルバッグはいずれも小型のもののみなので、サドルにしっかりと固定でき見た目もスッキリします。

収納できるのは各工具類&アルファ位ですが、別にバッグを持つのであれば必要にして十分といえますね。

S、M、Lのサイズ感の違いは以下の画像を参考にしてみてくださいね。

オルトリーブ完全防水サドルバッグ

サイズ感の違い photo by オルトリーブ

ちなみにさらにコンパクトなサイズを希望している場合は、Sサイズよりも小さいマイクロサイズもありますよ。

マイクロ(0.6リットル)参考価格 ¥3,800

オールウェザーロール(LIBIQ)

1.5リットル 参考価格 ¥3,000

国内のメーカーであるLIBIQが開発、販売を行っているサドルバッグです。

ブラック、グレー、レッド、ブルーなど全6色展開のラインナップになっています。

国産&老舗なので品質は安心できそうですね。その上比較的リーズナブルな価格で手が出しやすいと思います。

キャンパス生地をつかったデザインが実にセンスがよく、見た目にもこだわりたい人におすすめです。

LIBIQ防水サドルバッグ

<参考>意外と入ります!photo  by LIBIQ

アールニーゴーマル 防水サドルバッグ(R250)

Xスモール(1リットル)参考価格 ¥3,240
スモール(4~5リットル)参考価格 ¥8,640
ラージ(4~9リットル)参考価格 ¥10,800

こちらは『Xスモール』『スモール』『ラージ』の3サイズ展開になっています。

大きめのサイズのサドルバッグだと時々ふとももの裏に干渉することがあるのですが、R250の防水サドルバッグは前側を細く絞り込むことで当たりづらく設計されています。

『スモール』と『ラージ』のものは上部にストラップコードがついているので、汗で濡れたタオルなんかを挟んでおくと中の荷物も濡れずに走行風で乾かすことができるので一石二鳥ですね。

Waterproof Bicycle Saddle Bag(RHINOWALK)

10リットル 参考価格 ¥4,978

サイのツノのようなロゴが特徴的なこちらの商品は中国のメーカーであるRHINOWALKで作られている防水バッグです。

なんと言ってもその魅力は非常にリーズナブルな価格ですね。

10リットルで¥5,000を切る価格はなかなかありません。

中国産ではあるものの安かろう悪かろうではなく、こちらもしっかりとIPX6レベルの防水性は確保されており通常使用で雨や水しぶきが染み込むことはまずありません。

ちなみこのモデルは2018年に販売開始されたニューモデルになります。

他にも小型サイズのものがいくつかありますが、それらはいずれも¥2,000前後で購入可能です。

とはいえ、やはり10リットル¥4,000代は非常に魅力なのでどうせRHINOWALKのサドルバッグを購入するならば大型のものをおすすめします。

大容量全防水サドルバッグ(ROSWHEEL)

10リットル 参考価格 ¥4,500

こちらも中国のメーカーで、RHINOWALKと双璧をなす超ハイコスパの完全防水サドルバッグです。

かなり縦長のサイズになるので横揺れしやすいという弱点がありますが、その一方で泥除けの機能も果たすことが可能です。

また、このバッグも前側に向かって細身になっていくデザインですから太もも裏への干渉を抑えられます。

ちなみに本家の海外公式オンラインショップですと約56ドル(¥6,000)ほどですがAmazonですと25%引きの¥4,500ほどで購入できるようです。(2018年11月現在)

いつ値上げされてもおかしくないので、気になる人は早めにチェックしておいたほうがよさそうですね。

2WAY大型サドルバッグGO-B7(GORIX)

15リットル 参考価格 ¥7,800

GORIXというメーカーはあまり聞き慣れないかもしれませんが大阪のメーカーですね。

最大まで収納したときのサイズは15リットルで小型のリュックと同レベルの容量をほこります。

サドルバッグとしてはほぼ限界のサイズでしょう。

大型のバッグですが中に薄い板が箱状にセットされているため、型崩れしにくい構造になっています。

さらに付属のショルダーベルトを装着することでロードバイクを降りた後も肩にかけて持ち運べるという面白いデザインです。

リフレクター(反射板)も通常後方だけについているバッグが多い中、側面にもついているなど随所に工夫が凝らされています。

もちろん防水性はIPX6をクリアしているので、日常使いで中のアイテムが濡れる心配はまずないでしょう。

トピーク バックローダー(TOPEAK)

6リットル 参考価格 ¥6,600
10リットル 参考価格 ¥7,700
15リットル 参考価格 ¥8,800

最後にご紹介するのはロードバイクのパーツメーカーでも1、2を争う有名メーカーでもあるTOPEAKです。

こちらのサドルバッグは6、10、15リットルの3種類のサイズ展開です。

バックローダーシリーズは専用のインナーバッグが付属されているのが特徴です。

本体自体で高い防水性、撥水性はあるものの完全防水とまでは言えません。

インナーバッグに収納し2重にすることで極めて高い防水レベルを発揮する仕組みです。

そのため、ほかのサドルバッグと比べて手間がかかりますが、実はそれを吹き飛ばす程の大きなメリットがあるのです。

それがインナーバッグに取り付けられた空気抜きの用のバルブです。

バックローダー photo by TOPEAK

バックローダー photo by TOPEAK

このバルブを使って空気を抜くことでまるで布団圧縮袋のように簡単に衣類やタオルをコンパクトにすることが可能なのです!(もちろん掃除機は不要!)

その結果、ただでさえ大きな収納力が更にアップ!かなりの荷物を積むことが可能になるのです。

これ、実際使ってみるとわかりますが衣類を圧縮できると1/3~1/5位のサイズになるので実質の格納容量はめちゃめちゃ増えます。

ただしその分重くなってしまうという難点があるのですが、その点も後述のシートバッグスタビライザーを併用することでほぼ無視できるようになります。

最大サイズの15リットルを持っていれば、会社での着替え含めてこのサドルバッグ一つでほぼカバーできるでしょう。

少々値段は高めですが一押しのバッグですね!

サドルバッグの横揺れが気になる人へおすすめの『シートバッグスタビライザー』

大型のサドルバッグを装着すると、どうしても運転時にバッグが大きく揺れてしまいます。

シートとサドル下のフレームで固定するだけですから当然といえば当然で、バッグの大きさや重さ、そして運転の激しさに比例するため構造上さけられないのです。

それが理由で大型のサドルバッグ購入をためらってしまう人もいるのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのがサドルに取り付けることでバッグを固定できるフレーム(シートバッグスタビライザー)です。

シートバッグスタビライザー photo by ミノウラ

シートバッグスタビライザー photo by ミノウラ

このアイテムをつけることでたとえ大型のサドルバッグであってもガッチリと固定でき、運転時の揺れも大幅に改善されます。

規定の幅に収まるサイズであればバッグの種類は問いませんので汎用的に使用可能です。

重さでバッグが下がってきてタイヤに接触してしまった、なんてことも避けられるでしょう。

大型サドルバッグの購入を考えている人は是非合わせて検討してみてくださいね。

【補足】サドルバッグかキャリアかどちらか1択のみ

サドルバッグはサイズによって必要な幅は異なりますが、基本的にサドルバッグをつかうのであればキャリアに荷物を載せることはほぼ不可能と考えてください。

ましてやかごを設置することは無理です。(小型のサドルバッグであればセットできるかもしれませんがバッグの中身を取り出せません)

キャリアを使うか、サドルバッグを使うかは荷物の量次第なので一概には言えませんがそれぞれのメリット・デメリットは知っておいたほうが良いでしょう。

 メリットデメリット
サドルバッグを使う場合見た目がスッキリ。必要以上に重量が増えないサイズが大きいほどふらつきやすい
キャリアを使う場合収納できる容量が多く安定性が高い見た目がイマイチ。本体が重くなる

通勤でどちらかを選ぶ場合は『どのくらいの荷物を持っていくか』『帰りに買い物などで荷物の増減がありえるか』をもとに判断しましょう。

最低限の荷物だけで大丈夫!ロードバイクで買い物なんてしない!という人はサドルバッグがおすすめですね。

まとめ

というわけで、完全防水のサドルバッグをいくつかご紹介しました。

個人的な意見としてはバッグ類については『大は小を兼ねる』をベースに考えたほうが良いです。

特にサドルバッグはロールを巻き上げることで小型にすることが可能なタイプが多いので、はじめからサドルバッグには工具類しか入れない!というこだわりが無い限りはある程度大きめにしておいたほうが後悔する可能性は少なくなるでしょう。

かく言う僕も最初は『見た目がスッキリしたほうがいい』と思って小型サイズのサドルバッグを買ったら、すぐに物足りなくなって結局ほぼ使わなかった経験があります。。。

少しでも参考になれば幸いです!

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