これだけ見ればOK!自転車用のバッグ&リアキャリア総まとめ!

一度使うと手放せない!通勤用の自転車にミラーはもはや必須アイテム

一度使うと手放せない!通勤用の自転車にミラーはもはや必須アイテム

普段ママチャリしか乗ったことがない人はあまりミラーの重要性を感じることはないでしょう。

確かにカギやライト、空気入れに比べるとイマイチ必要性を感じづらいアイテムですし、付けていない人も多いです。

しかし、毎日の自転車通勤を続けるならばミラーは必須アイテムといえます。

今回はそんな自転車用ミラーの重要性と利便性、そしてミラーの選び方と僕のおすすめ商品をご紹介します。

自転車用のミラーの重要性

では自転車通勤において、なぜミラーが必要になるのでしょうか。

現在の法律では緊急時や許可された道路を除き、自転車は基本的に車道の左端を走ることになります。

速度域が高速であるロードバイクの場合、スピードを出すためにも積極的に車道を走行することになるでしょう。

しかし、現実問題として自転車で車道を走るのは危険が伴います。

左端を走っていてもわずか数十センチ隣を大型のダンプやバスが通り抜けていくことも珍しくありませんし、駐車車両の回避のために車道の真ん中を走らなければならない時もあります。

そういった時に、後方の状況を確認することは自分の身を守るためにもとても大事です。

もし、目の前にタクシーがとまってそれを避けようとした時、バックミラーがなければ後ろ振り向いて確認するかそのまま突っ込むか一旦停車するしかありません。

たまにバックミラーを付けていない普通のママチャリに乗った人が、後方確認もせずにいきなり車道の真ん中へと進路変更する姿を見かけます。

本人としては後ろにドライバーがいても気付いて避けてくれるはず、という様に考えているかもしれません。

しかし、後ろのドライバーからすると、いきなり自転車が飛び出してくるのと同じようなもので、とてつもなく危険です。

実は自転車の場合、正面衝突や出会い頭でぶつかるのに比べ後方から追突されたときのほうが死亡率がなんと10倍近くも高くなるというデータがあります。

出典:交通事故総合分析センター

出典:交通事故総合分析センター

しかもその理由として最も多いのが『ドライバーが自転車を見落としていた』というものです。

つまり、ドライバーに気付いてもらうことを期待するのではなく、自転車側が自分の身を守るための防衛策を講じなければならないのです。

それには後方の状況をいち早く察知できるミラーの存在は非常に大事であることがお分かりいただけるでしょう。

自転車用のミラーの選び方のポイント

ロードバイク用のバックミラーには多くの場合2種類の装着方法があります。

1つはバンド状の留め具でハンドルバーにミラーを固定する方法。

<バンド固定タイプ>photo by Forfar

<バンド固定タイプ>photo by Forfar

もう1つはバーエンドと呼ばれるハンドルバーの終端部分にミラーをはめ込む方法です。

<バーエンドタイプ>photo by CAT EYE

<バーエンドタイプ>photo by CAT EYE

前者の場合は、ハンドルのどこにでもセットできるので自由度が高く、後者の場合はハンドルと一体化したようなスッキリとしたデザインになります。

現在、ロードバイク用のミラーとして売られているものは後者の装着を想定したスタイリッシュでコンパクトなデザインのものが主流です。

しかし、僕個人の意見としてはハンドルバーエンドに装着するコンパクトタイプのミラーはおすすめしません。

実際に僕も最初はそういったデザインのミラーを使用していました。

たしかに見た目はスッキリして良いのですが、コンパクトゆえにミラー部分が小さすぎて確認可能な範囲が狭く、また、イマイチ角度があわせづらくいちいち顔を動かして見える位置を探す必要がありました。

さらに、ドロップハンドルの場合バーエンドだとミ ラーの位置が低く、かなり目線を落とすことになるので運転中の視線移動が大きく、その点でも不便に感じました。

最終的には衝撃でバーエンドから外れて落下し割れてしまい買い替えとなり、踏んだり蹴ったりでした。

見た目のスタイリッシュさも大事ですが、ミラー本来の役割を考えればやはり大きくて視認性がよいシンプルなデザインのものがおすすめです。

 

また、自転車の場合ミラーは基本的に右側のみに装着すれば充分ですが意外と重要なのがミラーによる横幅拡大の影響です。

先程もふれましたが、車道を走っていると思った以上にスレスレを通り抜けていく車が多いです。

その為、追い越しを受けるときや渋滞中の車列を左端から抜かしていくときなど、油断していると意外と簡単にミラーが車に接触してしまうものです。

場合によってはミラーが折れてしまったり車にキズをつけてしまう恐れもあるので、なるべく横幅は広がらないように装着位置には気をつけましょう。

自転車通勤歴3年の僕がおすすめするBUSCH&MULLER(ブッシュ&ミューラー)

ミラーに関しては間違い無く大きい方が便利です。そういう意味では昔ながらの丸型のミラーがいいでしょう。

自分の命にかかわるので、デザインと実用性どちらを取るかは考えるまでもありません。

ただ、実用性重視だとどうしても見た目が気になる、という人もいるでしょう。

そんな人におすすめなのが、スタイリッシュさと使い勝手の両方をかねそろえたブッシュ&ミラーの【サイクルスター901/3 CYCLE STAR 901/3】です。

ドイツ製らしい質実剛健かつ洗練された作りで、丸型ながらそのデザインはかなりスッキリとしています。

ガラス製なので鏡面部が平で歪みがなく直径6cmとまずまずの大きさなので視認性にも優れています。

(安価なアクリル製の鏡の場合、鏡面部が湾曲しており距離感がつかみにくいのです)

また、駐車する際には隣にぶつからないように折りたたんでコンパクトに格納することもできるのも便利です。

実際、大きめのミラーだと特に駐車場によっては隣に当たって角度が変わってしまう事が非常に多いですからね。

実勢価格約¥2500程度とやや高めではありますが、デザインと利便性、そしてしっかりとした作りのミラーをお探しならばこの商品をおすすめします。

まとめ

今回は自転車通勤において影の力持ちともいえるミラーの重要性についてお伝えしました。

一度付けて実際に運転してみてればその便利さが分かるでしょう。

慣れてしまうともはやミラー無しでは怖くて運転できないと感じるはずです。

ロードバイクによる走行は、実際の所やはりリスクが大きいです。

ライトやミラーはそのリスクを少しでも減らしてくれる命綱のようなアイテムなので、必ず最初に手に入れるようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です