これから自転車通勤を始めてみたいと思っても一体いくら予算がかかるのか?そんな不安を感じるかもしれません。
このページでは、全くの0から自転車通勤を始めるためにどのくらいの予算が必要になるのかをまとめてみました。
早速見てみましょう。
自転車通勤に必要な予算
何もない状態から必要なアイテムを揃えるための予算は、ズバリ12万~14万円程です。
これはあくまでも目安ですから、もちろんバラつきがあります。
どうでしょうか?やはり高いですよね・・・。
車などと違って自転車の場合はいわゆるランニングコストは極めて安く済むのが特徴です。
健康のためにスポーツジムに通うことを考えれば、投資する価値はあると思いますよ。
では、実際に各アイテムごとの内訳を見てみましょう。
各アイテムの選び方を見たい場合は以下の記事もどうぞ!
自転車通勤に必要なアイテム・用品総まとめ!最初にこれだけ揃えようアイテムごとの費用まとめ
1.自転車本体(¥70000~¥100000)
全体の予算の実に6,7割を占めるのがやはり自転車本体です。
これはロードバイクの入門クラスの自転車の場合の例になります。
ロードバイクは非常に高価で数十万円~場合によっては百万円を超えるものもあり、10万円以下は正直言って一番安いモデルなのです。
とはいえ、それでも普通のママチャリと比べれば天と地ほどの差がありますし、自転車通勤という目的ならば十分過ぎるほど高性能です。
従って、自転車通勤初心者の場合はこのクラスで全く問題ありません。
長距離ツーリングやアマチュアのレース等に興味が出てきて物足りなくなったときにもっと上のランクのものを検討すればよいでしょう。
僕も3年間の自転車通勤に使用したロードバイクは6万円ほどで手に入れたものです。(すでに廃版の商品ですが)
2.カギ(¥2000~¥3000)
基本はワイヤータイプのものがよいでしょう。
ロードバイク用として売っているものはサドルやフレームなどにカギをくっつけておけるような仕組みになっているので便利です。
値段も一般的なものとほとんど変わらないので、カギは必ず買いましょう。
3.ライト(¥4000~¥5000)
前方と後方の2つが必要になるのでこんなものかと思います。
ライトに関してはCATEYEというメーカーが非常に有名かつ高性能なので、よくわからなかったらとりあえずこのメーカーのものを買っておけば間違いないでしょう。
4.ハンドルミラー(¥1500前後)
コンパクトなタイプのものからやや大きめのものまで幅広いですが、いずれも¥1000~¥2000程度です。
コンパクトなタイプは見た目はスタイリッシュですが、実用性を考えるとある程度大きい方が見やすいです。
5.空気入れ(¥3500前後)
ロードバイク向けの空気入れは大きく分けて2種類あります。
自宅用の一般的なサイズの『フロアポンプ』とよばれるものと、自転車本体にセットして持ち運べる小型の『携帯ポンプ』です。
フロアポンプのほうが大きい分楽に空気を入れやすいのですが、走行中のパンク修理などの緊急時も加味して携帯ポンプがおすすめです。
¥5000以上のものもあり、地味に高いです。
6.スペアタイヤ/チューブ(あわせて¥5000前後)
チューブは¥1000くらい、タイヤは¥4000くらいです。
最初にスペアとして1セット用意しておくといいでしょう。
距離にもよりますが、個人的な感覚ではチューブは半年~1年、タイヤは1年半前後で寿命を迎える感じですね。
7.ヘルメット(¥3000前後)
これも上を見ればキリがないのですが、激安ヘルメットは1000円台からあります。
僕も1000円ちょいのヘルメットを持っていますが、やはり作りはちゃちいです。
幸いヘルメットが活用されるような事態には至っていませんが、ある程度の信頼性を満たすならばもう少し予算を上げたほうがいいとは思います。
8.アイウェア/サングラス(¥1000前後)
これもこだわりがなければ1000円位のもので十分事足ります。
別に伊達メガネとかでもいいのですが、前傾姿勢になった時にしっかり目の周りをカバーするためにもスポーツタイプのサングラスのほうがよいでしょう。
色なしのほうが夜間も見やすくておすすめです。
9.ジャージ・ウィンドブレーカー(各¥1000前後×3セット)
僕の場合、guで揃えたので激安です。
ジャージ上下で1000円。
ウィンドブレーカーも1000円位です。
別に有名メーカーじゃなくても特に支障はないですね。
ジャージは3セットくらいで着回せばいいかと思います。
10.メンテナンススタンド(¥1000前後)
僕が持っているやつはミノウラというメーカーのもので、約¥1000でした。
もちろん日常の使用には何の問題もなく特に不満はありません。
この価格帯で十分です。
11.メンテナンス用品(合計で¥1000前後)
チェーンクリーナーとオイルで約¥1000。
その他ブラシやウェス等含めても大した金額にはなりません。
あまり色々買い揃えても結局使わない、というパターンになりがちなので最初は最低限チェーンクリーナー、オイル、ブラシ、ウェス(布切れ)、雑巾があれば十分です。
100円ショップや着なくなった古着のTシャツなんかを利用しましょう。
12.泥除け(¥3000~¥5000)
ママチャリのようにタイヤ全体をしっかりとカバーするタイプと、一部をカバーする簡易的なタイプの2種類があります。
一部カバータイプの方は見た目はスタイリッシュですが実用性はイマイチですね。
『雨の日は乗らない』が原則ですが多少濡れた地面を走る可能性を考えると、全体をカバーするタイプのほうが安心でしょう。
13.スタンド(¥2000前後)
自転車を停める為に必要なスタンドは2000円前後です。
なくてもなんとかなりますが、あればおそらくかなり楽になるでしょう。
というのも僕はスタンドをつけていないので基本は壁にたてかけてますが、ちょうどいい壁がないときはいつも苦労しています。
14.裾止めバンド(¥100)
これは100円ショップに売っているのでそれで十分です。
反射材も付いていますし、むしろそれ以上を求める必要性もないでしょう。
15.サドルバッグ/フレームバッグ(¥2000前後)
普段のグローブやアイウェア、ちょっとした工具などを入れておくのに使っています。
僕はサドルバッグではなくフレームバックを使っていますが、全体的にサイズが小さいものばかりなので大したものは入りません。
サドルバッグかフレームバッグかは好みで選べばよいでしょう。
16.ボトルゲージ/ボトルホルダー(¥1000前後)
飲み物を入れるボトルゲージは全体のシルエットやデザインを見た場は本体フレームに取り付けるタイプのほうがよいでしょう。
ハンドル周りに装着するタイプは楽に飲み物がとれるという利点はあるものの、デザイン面がイマイチ、手元で邪魔になるなどデメリットも多いです。
1000円前後だせば十分なものが手に入ります。
ボトルゲージ/ボトルホルダーはあくまでもドリンクボトルをセットできるホルダーに過ぎません。
別途、ボトル本体は必要になります。僕はオフィスでも使えるように普通の水筒を入れてます。
17.グローブ(¥1000前後)
ホームセンターのメッシュグローブがおすすめです。
DIYや大工仕事のときにも使えるようなものなので、耐久性が高く安価です。
最初はこれで十分でしょう。
18.リアキャリア(¥3000~¥5000前後)
荷物を載せるためのリアキャリアは、バッグを背負う&スーパーで買い物などしない、と割り切るならば不要です。
ただ、あれば利便性が格段に増すので。
シートポスト1箇所で支えるタイプと、シートポスト&本体フレームの2箇所で支えるタイプの2種類があります。
当然後者のほうが耐えられる重さは上です。値段はあまり変わらないですね。
19.カゴ(¥100)
僕の場合、カゴは100円ショップのプラスチックのカゴ容器で代用しています。見た目はアレですが。
プラスチックなので耐久性はボチボチですが、3年間使用しても劣化して壊れた、ということもないので十分実用に耐えます。
※ただし屋内保管の場合
アルミなどのしっかりしたもの、大型ものが欲しい場合はやはり専用品ですね。
その場合¥3000前後でしょうか。
合計金額をもっと安くする方法
やはりキモとなるのは自転車本体の価格です。
ここが抑えられれば10万以下で揃えることも可能でしょう。
他の用品についても、Amazonなどをみるともっと安いものはあります。
ただノーブランドの中国製品で粗悪なものも多く、すぐに壊れた、サイズが合わない、購入時点で傷だらけだった、等のレビューも散見されるのであまり安いものは危険です。
一方でカゴや裾止めバンド、グローブなど安物でも性能的に十分代用可能なものもありますよ。
是非参考にしてみてください。
具体的な各アイテムの選び方に関しては以下に記事にまとめていますので、合わせて参考にしてください。
自転車通勤に必要なアイテム・用品総まとめ!最初にこれだけ揃えよう