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初心者が意外と知らない自転車通勤の魅力とメリット、デメリット

初心者が意外と知らない 自転車通勤のメリット、デメリット

自転車通勤は通勤ラッシュのストレスを回避する素晴らしい手段です。

今はちょっと事情があって続けていませんが、僕は過去に約3年間ほど都内で自転車通勤を続けていました。

最初は通えるかちょっと不安だったけど、すぐに慣れてしまい後は快適そのもの。

実は自転車通勤は単に通勤ラッシュから開放されるだけじゃなくて、ほかにも沢山の魅力やメリットがあるんです。

もちろん、いいことばかりじゃなくてデメリットもあります。

今回はそんな自転車通勤のメリット、デメリットについて整理してみました。

是非始める前に目を通しておいてくださいね。

僕が感じた自転車通勤の魅力とメリット

まずは思いつくメリットから上げてみましょう。

メリット1 精神的ストレスの軽減

何と言ってもやっぱりこれです。

通勤ラッシュから開放されることでまずストレスが圧倒的に減ります。

それはもう以前とは比べ物にならないほど。

混んでいる車内で肘で押し返してくる人、イヤホンから音漏れしている人、必要以上に足を開いて座る人、ドアの前からどかない人。etc・・・。

自転車通勤をしていればこんな人達からのストレスを感じることは皆無です。

これは精神的にものすごく良い影響があります。

そもそも運動で体を動かすこと自体がストレス解消にとてもよいとされているため、2重の意味で効果的でしょう。

精神的ストレスが無いということは、日中の仕事のパフォーマンスや普段の睡眠、周りとのコミュニケーションや家族との関わりにも良い影響を及ぼし、相乗効果で日々の生活そのものの幸福度も上がることにつながります。

君が思っている以上に精神的ストレスの有無が及ぼす影響は果てしなく大きいのです。

正直言ってコレだけで自転車通勤するメリットは十分過ぎるほどあるといえます。

メリット2 ダイエットや体力強化に効果抜群

会社との距離にもよりますが、平均して毎日往復で1~2時間近く有酸素運動を続けることになるので肉体面での健康としても非常に良いです。

事実、僕は自転車通勤をしていた3年間ほとんど風邪をひかなかったし、(もともと普通~やや痩せ型にも関わらず)体重だって5kg以上落ちました。

日々の通勤を運動に変えるわけだから、スポーツジムに通ってランニングマシンを走るよりも効率的です。

スポーツジムの場合は会費もかかるし、なにより『ジムに行くこと』自体が非常に負担になります。

その点、自転車通勤なら通勤そのものなので避けられないし、通勤ラッシュよりも精神的にずっと楽なので、消去法でも続ける理由が出来るでしょう。

体力だって学生の頃よりもずっと向上しました。(僕の場合は学生時代かなり貧弱だったこともある)

元々運動は得意でも好きでもなかったけど、登山やボルダリングなど他のスポーツにも興味が出てきたほどです。

メリット3 電車遅延の影響を受けない

都市部の電車は超過密ダイヤ。毎日のようにどこかしらで遅延や運休が起きています。

そのせいで遅刻になることもしばしば。

また、大規模な遅延が発生したときの混雑具合は更に著しいですし、そもそも電車が遅れること自体に対するストレスも感じます。

さらに、路線によっては1本乗り過ごしたり乗り換えが上手く行かなかっただけで到着時間が大幅に変わる場合もありますよね。

自転車通勤ならそういったリスクも全て回避できます。

その日の体調と天候(特に風の強さ)、そしてパンクなどのトラブルで多少時間は変動するけど、電車に比べたら遅刻のリスクはずっと少なくて済むはずです。

メリット4 通勤時間の短縮になる(人によっては)

人によっては自転車通勤に変えることで通勤時間が短くなることがよくあります。

自宅や会社が駅から遠かったり、乗り換えが多い場合などですね。

実際に僕の場合は、元々ドアtoドアで1時間位かかっていたけど、自転車通勤に変えてから45~50分位で着くようになりました。

ただ、その後の着替えとかでトータル時間はあんまり変わらなかったですが。

もちろん、経路によっては逆に通勤時間が伸びる可能性もあるので、一概にメリットとは言い切れません。

ケース・バイ・ケースです。

メリット5 お財布にやさしい(人によっては)

会社によって自転車通勤を奨励しているところだと普通に通勤手当が出る場合もあります。

僕が以前いた会社の場合はどんな交通手段であっても必ず自宅最寄り駅~会社最寄り駅までの電車の交通費が支給されていました。

その為、定期代がほぼ丸々浮いていました。

結局数ヶ月で自転車本体や各種パーツ代含め全てまかなえてしまい、それ以降は完全にプラス。

とはいえ、そう行った会社は少数派だと思うので、大抵の場合は自転車通勤オンリーになったら交通費は出ないでしょう。

その為、このメリットはかなり限定的ではありますね。

ただ、慣れれば都内だったらどこでもロードバイクでサクッといけちゃうので、普段の電車代の節約にはなります。

その他

ほかにも、四季を感じられるとかエコで地球にやさしいとか地理に詳しくなるとか・・・。

まあ正直言って他にはあまりないですね。

でも、最初に挙げた3つのメリットだけで自転車通勤を始めるには十分過ぎる理由になるのではないでしょうか。

僕が感じた自転車通勤のデメリット

メリットがあればデメリットもあります。

次は僕が感じたデメリットを上げてみます。

こんなはずじゃ無かった!とならないようにちゃんとデメリットも理解して始めましょう。

デメリット1.天候の影響が非常に大きい

屋外を移動するわけですから、天候の影響は避けられません。

当然ですが夏は暑く冬は寒いです。

雨や雪、強風の影響はもろに受けるし真冬以外は基本汗だくになります。(距離にもよる)

こういった影響は避けられません。

ただ実際のところ、暑さ寒さはある程度走ってしまえばあまり気にならないです。

それよりも夏場に会社に到着後に汗が中々ひかないのと、冬場に出発直後手足が非常に冷えるという点がきついですね。

なお、雨の日をはじめ台風や極端な強風の日は大人しく電車通勤にすることを強くおすすめします。

これらの日は危険度、走りやすさ共に極端に悪化するためです。

特にロードバイクの場合、タイヤが細いので雨の日との相性は最悪です。

事故のリスクが格段に増すので、よほどの理由がない限りはやめておきましょう。

デメリット2.荷物が増える

スーツを着てネクタイを締め、革靴を履いてロードバイクに乗るのはやめましょう。

当然ですが『運動』には全く向いていないスタイルです。

なので、仕事用とは別に通勤用の服を別にもっていく(着ていく)ことになります。

そうすると当然その分荷物は増えますね。

汗を拭くためのタオルや汗ふきシートも必要ですし、こまめな水分補給の為に飲み物も必須です。

諸々含めて荷物の量は今までの1.5~2倍になると考えておいてください。

デメリット3.初期投資が必要になる

自転車通勤を始めるにあたって、どうしても揃えなければならないアイテムというのがあります。

最初に手に入れるべきロードバイク本体は大体7万~10万円程度はします。

さらに付属品としてライトやカギ、メンテナンスグッズなどの小物や、場合によっては駐輪場の契約が必要になるかもしれません。

スポーツジムに通うことを考えれば、数ヶ月で元を取れますがやはりこの点は大きなハードルと言えるでしょう。

僕の場合、なるべく安く済ませるというコンセプトで色々と買い揃えましたが、それでもトータルで15万程度はかかったと思います。

まあ、最初に投資した分、必ず回収したいという思いで続けられたというのはありますが。

デメリット4.事故にあうリスクが増える

ただ乗っているだけで目的地まで連れて行ってくれる電車やバスと比べれば、当然ですが自転車通勤のほうが事故のリスクは高いと言えます。

ママチャリと比べてスピードが早いですし自転車は基本的に車道を走るため、結構危なかったりします。

自転車の場合、被害者にも加害者にもなりえるので、慎重に運転する必要があります。

かくいう僕も通勤中に事故ったり転んだりしたことがあります。

自転車通勤の交通事故の体験談を紹介。気をつけるべき3つのポイント自転車通勤の交通事故の体験談を紹介。気をつけるべき3つのポイント

幸い大した怪我ではなかったけど、一歩間違えれば大怪我をしていた可能性もあります。

いくら健康によいと言っても事故で大怪我をしたら元も子もないので、こういったリスクは十分に意識しておいてください。

家族や友人に反対される可能性があるかもしれません。

とは言え、周りの状況をよく見ながら安全運転している分にはまず大丈夫なので、過度に心配する必要はないですよ。

デメリット5.ある程度ファッションや髪型が犠牲になる

高級スーツにビシっと身を包んで、ワックスで髪型バッチリセット!というわけにはいかなくなります。

(まあ頑張れば別にできなくはありませんが)

仮に家で髪の毛をセットしても自転車通勤中は汗をかくし、風も受けます。更にヘルメットをしたら多分セットした髪型は潰れてしまうと思います。

どうしてもという場合は会社についてから髪の毛をセットしましょう。

また、職場でスーツの上着やネクタイを着用する場合、さらに荷物が増えることを覚悟しましょう。

僕の場合はなるべく荷物を減らしたかったので、基本的に1年中スーツの上着は着ませんでした。

デメリット6.通勤時間が伸びる(人によっては)

通勤経路によっては自転車通勤を始めることで逆に通勤時間が増える可能性もあります。

自宅、職場ともに最寄駅から近く、乗換なしで行けたりすると多分通勤時間は増えてしまうでしょう。

その分朝早く出発する必要があるので、どこまで許容できるかは事前にシミュレーションしておく必要があります。

その他

これ以外のデメリットとしては、通勤中にスマホや本を見れないとか、帰りにおしゃれなレストランでディナーが難しいとか、細かいところでいくつかあります。

そもそも、運動自体が大嫌い、苦手という人は自転車通勤という行為そのものが大きなデメリットになり得ます。

ここらへんは自転車通勤の大変さと痛勤ラッシュの大変さのどちらを取るかという判断ですね。

個人的には、最初は確かに自転車通勤は疲れますがすぐに慣れます。が、痛勤ラッシュのストレスはどーしても慣れません。

まとめ

というわけで、自転車通勤を始める上で最初に意識しておいてほしいメリット・デメリットについてまとめてみました。

あくまでも僕が感じていた点なので、人によってはあまり関係ないかもしれません。

特にデメリットについてはちゃんとしっかりと認識しておきましょう。

じゃないと途中で嫌になって辞めてしまうかもしれないからね。

参考にしてみてください。

おしまい

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