アンダーウェアとして人気が高いモンベルのジオラインシリーズ。
その中でも最も薄く夏向けのインナーとされている『クールメッシュ』(長袖)を先日購入してみました。
夏でも実際に涼しいのか?真夏のサイクリングでも果たして使えるのか?
検証してみたのでレビューをお届けします!
- 夏山へのサイクリング用のアンダーウェアがほしい
- 軽くて携帯性がよいアンダーウェアがほしい
- 夏でも着心地がいいアンダーウェアがほしい
ジオライン『クールメッシュ』の基本スペック
モンベルが誇るアンダーウェアのジオラインシリーズは厚さに応じて以下の4種類に分類されます。
名称 | 生地の厚さ | メイン時期 |
クールメッシュ | メッシュ | 夏 |
ライトウェイト | 薄手 | オールシーズン |
ミドルウェイト | 中厚手 | 秋~春 |
エクスペディション | 厚手 | 冬 |
ライトウェイト以降はある程度【保温性】を意識した作りなので、じっとしていても汗をかくような夏に使う場合にはクールメッシュが最も適していると言えるでしょう。
通気性、速乾性に優れている&半永久的に持続するニオイ防止効果が共通のポイントですね。
サイクリングを始めとしたスポーツ全般はもちろん、仕事用のインナーとしても活躍してくれるでしょう。
なお、モンベルのジオラインはAmazonや楽天では取り扱いは無いようです。
ネットで購入する場合は公式サイトがよいでしょう。(送料がかかってしまいますが)
参考 ジオライン クールメッシュ ラウンドネックシャツ Men'sモンベル公式オンラインショップ外見
今回僕が購入したのはあえての【長袖】。
カラーはブラックとシルバーの2種類ですがシルバーをチョイスしてみました。
生地は文字通りメッシュ生地で、うっすら透けるようです。
肌に触れる面積が少ないのか、着心地は良いですね。
ふわふわとガーゼ生地のような肌触りです。
サイズはタグではなく直接プリントされています。
タグは横っ腹の内側に1箇所のみ。
特にチクチクするということもありません。
サイズ感
何度か使用して洗った後のサイズをチェックしてみます。
実際のサイズチャートはこちら↓。
なお、今回僕が購入したのはメンズのMサイズです。
まずは胸囲(身幅)ですが実測で46cm。1周だと92cmですね。
サイズ表によると90~95cmが対象なのでほぼ合っているといえるでしょう。
ストンと真っ直ぐおりたボックスシルエットなのでウェストも同じく46cmです。
サイズ表だと胴囲は76~81cmが対象とありますが、あまり関係なさそうですね。。。
一応着丈も測ってみたところ、前65cm、後ろ67.5cmでした。
もともとちょっとだけ背中側が長いシルエットになっていますが(伸びたわけじゃないです)これはサイクリスト向けなのか??
袖の長さはピッタリ50cm。
余談ですが、袖の部分は真っ直ぐではなくあえて斜めにカットされているようですね。
使い勝手(良かった点、気になる点)
ではここからは実際の使い勝手について。
正直体感温度は変わらない。普通に暑い
僕が今回あえて長袖を選んだのは腕の日焼け防止という目的でした。
もともとアームウェアを使っていたのですが取り外しが若干面倒だったので、いっそのこと長袖をインナーとして着てその上にサイクルウェアの半袖を着るという組み合わせにしてみました。
が、ぶっちゃけ暑い。普通に暑いです。
体感温度としては腕にピッタリとくっつくアームウェアのほうが涼しく感じます。
サイクリング中に着ていれば風通しが良いので気化熱で涼しいかな、と思ったのですが別にそんなこともないです。
はっきりいいます。日焼け防止が目的ならば半袖+アームウェアの方が絶対涼しいです。
吸汗速乾性は高く携帯性も抜群
売りである吸汗速乾性は確かに非常に高いです。
めちゃくちゃ汗をかいたときでもすぐに乾いていきます。
洗濯してもすぐに乾きますしニオイもないので午前中に着て汗だくになったとしてもそのまま外に干しておいて、午後にもう一度着るといったことも余裕でできます。
自分はジオラインのエクスペディションも持っていてそちらも同様なのですが、汗の匂いが全く残らないのは本当にありがたいです。
ものすごく軽いし丸めてしまえば割とコンパクトなので1泊2日のロングツーリングとかに着替えとして持っていくと重宝しますね。
モンベルは登山用アイテムが強いのでジオラインもどちらかというと山登り用のインナーとしての側面が大きいのかもしれません。
やはり寒暖差が大きいアクティビティなどに向いている気がします。
まとめ
というわけでモンベルのクールメッシュについてレビューしてみました。
結論としては残念ながら夏場のサイクリングでの用途としては普通に暑いので全く【クール】ではありませんが、速乾性の高さとニオイ防止機能はやはり特筆すべきものがあります。
都内でのサイクリングにはあまり向きませんが、夏場でも標高が高い山に走りに行く場合や北海道に走りに行くといった用途には使えると思います。
以上、参考になれば幸いです。