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【驚愕!】満員電車のストレスと悪影響に関する調査結果がやばすぎた

【驚愕!】満員電車のストレスと悪影響に関する調査結果がやばすぎた

僕は以前から満員電車のストレスに大きな不満を持っていました。

自転車通勤に切り替えてからそれまでのストレスが嘘のようになくなりましたし、運動習慣ができて健康面でも大きな効果を感じられました。

そのため、少しでも多くの人に自転車通勤の素晴らしさを伝えるべくこのブログを書いているのですが、読んでもらった人になかなか説得力がある説明が出来ていないのかもしれません。

近年の調査では『実に95%の人が通勤電車で何らかのストレスを感じている』『満員電車のストレスは戦場以上』など、かなりセンセーショナルな結果が出て話題になりました。

では実際に満員電車の中、通勤ラッシュを続けることによる悪影響はどんなものがあるのか改めて科学的な調査結果をまとめてみました。

探してみると予想通りという内容から意外なものまで様々な調査結果が見つかりました。

これを見たら思わず自転車通勤を始めずにはいられなくなるかもしれませんよ。。。

満員電車の悪影響を科学的に調査した結果

では早速満員電車による悪影響について発表された調査結果をご紹介します。

どれも無視できない大きなリスクばかりです。

1.満員電車は戦場以上のストレスを感じる

冒頭でもお伝えしたようにこの話は割と有名なのでご存知の方もいるかもしれません。

この調査では、臨戦態勢の戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも、会社に通勤する人の方が強いストレスを感じるとの結果が出たという。
この調査を行った心理学者のDavid Lewisは、125人の通勤者の心拍数および血圧と、トレーニング中のパイロットや警官のそれとを比較した。その結果、通勤者の感じる不安は状況をコントロールできないためにいっそう悪化することがわかった、と同氏は述べている。
「機動隊員や戦闘機のパイロットは、目前の出来事によって引き起こされるストレスに対して何らかの対応がとれる。一方で、特に電車を使って通勤するサラリーマンは何の対策も打てない。両者の違いはそこにある」(Lewis)(出典:https://www.google.com/amp/s/m.japan.cnet.com/amp/story/20077623/)

平和な日本で生きていると正直戦場でのプレッシャーやストレスは想像もできませんが、電車通勤のストレスはそれすらも上回るというのは正直信じがたい結果ですよね。

というか本当だとしたらそれに慣れてしまえる人間の順応性の高さたるや、ものすごいと思います。

慣れてしまって何も感じないから大丈夫、と思っている人は要注意です。

知らず知らずの内に身体はストレスを感じているわけですから、ある日突然ダムが崩壊するように高血圧や発作が起こる可能性だって決して0ではありませんよね。

若いからと油断していると、10年後20年後に効いてくるかもしれません。

2.通勤時間に反比例して幸福度が低下する

経済学者のブルーノ・フライ博士が1985年から2003年にかけて行った幸福度調査によると、人が1日の中で不快に感じる1位が通勤時間であったと発表しています。また「通勤時間が20分増えるのは、給料が3割カットされるのと同じくらいのストレスが生じる」(出典:https://doda.jp/careercompass/compassnews/20170731-26887.html)

厳密には通勤ラッシュではなく通勤そのものを指していますが、他の調査結果を見てもわかるとおり、通勤のストレスはそのほとんどが公共交通機関や車通勤によるものです。

詳しくは後述しますが徒歩や自転車による通勤通学は電車や車に比べて圧倒的にストレスが少ないという結果が出ています。

したがって、幸福度が減ると感じる人の大多数は電車通勤、車通勤の人たちということになります。

この調査結果で怖いのは、幸福度というのは自分がどの程度なのか相対的に判断し辛いという点です。

つまりたとえ同じ程度の給料で同じ様な生活を送っていたとしても、電車通勤か自転車通勤かで人生を幸せと感じられるか不幸と感じられるかが変わってくると言えるわけです。

ちょっと大げさかもしれませんが、知らずに毎日不幸だと感じながら生きているなんてせつなすぎますよね。。。

3.通勤時間に比例して運動不足になる

2009年にアメリカのブラウン大学が実施した調査によれば、以下の様な結果も出ているそうです。

通勤時間が1分増えるごとに睡眠時間が0.2205分ずつ減ることが分かっています。(中略)通勤時間が1分増えるごとに運動時間が0.0257分ずつ減ることも分かっています。(出典: https://doda.jp/careercompass/compassnews/20170731-26887.html)

単純に通勤時間と反比例して睡眠時間と運動時間が減る、という調査結果です。

要するに通勤に時間が取られればその分運動や睡眠時間が犠牲になっていくということですね。

睡眠時間に関しては、電車で座れさえすれば眠ることも可能なので一概には言えないかもしれません。

ただ、ストレスと睡眠の質は大きな相関関係がありますから満員電車によるストレスで眠りが浅くなるといった弊害は十分に予想できますよね。

運動時間に関してはわかりやすいでしょう。

自転車通勤と電車通勤、どちらが運動時間が多いかは言うまでもありません。

4.満員電車は年間数千億円以上の経済損失を生み出す

満員電車が及ぼす経済損失に関しては面白いことに2つの研究結果が見つかりました。

国土交通省が2005年に発表した試算では通勤者の満員で車における経済損失は年間6兆7000億円と算出しています。

残念ながら具体的な内訳は不明ですがとんでもない数値です。

おそらく通勤時間を労働時間として計算しているものなので満員電車じゃなくともかなりの金額に上る計算方法のような気がしますが、満員電車による部分も多分に含まれているでしょう。

また、より新しい試算としてナビタイムジャパンが発表したものによれば首都圏における満員電車の年間の経済損失は数千億円と言われています。

ナビタイムジャパンのアプリのデータを分析した結果、片道あたりの満員電車によるストレス分は、1人あたり平均して1日50円程度と見積もられた。これは朝ラッシュの場合であり、夕方のラッシュも同等の損失があると仮定できる。これは「あと毎日100円多く払ってもいいから満員電車に乗りたくないと平均的には考えられている」と言い換えることができる。首都圏の満員電車に乗っている人数は500万人であり、平日が年間240日であるとすると100×500万円×240=1200億円/年となる。よって、満員電車のストレスによる損失は1年あたり1200億円と見積もることができる。

(中略)

ナビタイムジャパンでは、電車混雑度を案内するために首都圏すべての電車利用者の行動をシミュレーションし、すべての列車が各停車駅で何人乗車しているかも計算している。このデータを利用すると、1日あたり総計1028万分ものまったく身動きができない時間が発生していることがわかった。1028万分というと途方もない数値に聞こえるが、首都圏で1日あたりの乗車人数はのべ2500万人程度と推測され、たとえばそのうちの50万人が20分間身動きできない状態で過ごしていると考えれば、大げさな数値ではないといえるだろう。また、ナビタイムジャパンではその損失額を1分あたり30円と試算している。年間を平日240日とすると、年間740億円の損失が「まったく身動きができない」ことにより発生していることになる。(出典:https://toyokeizai.net/articles/amp/243263?page=3)

結構長いので一部抜粋にとどめますが、諸々合わせると年間約3240億円とのことです。

ナビタイムジャパンの場合は明確に首都圏の満員電車と条件を絞っていますので、数値の根拠はともかく調査対象範囲としては国土交通省のものよりは適正といえるかもしれません。

経済損失といわれてもあまりピンと来ないかもしれませんが、満員電車のためにJRや各私鉄が払っているコストがなければその分設備や利便性にコストがかけられるなどのメリットを受けられるかもしれません。

そういった意味では多くの人が電車通勤から自転車通勤に切り替えることで、回り回って自分だけじゃなく全員が幸せになれるのかもしれませんね。

自転車通勤による心身の健康効果

さて改めていろいろと満員電車のデメリットに関する研究結果を見てみましたがどう感じたでしょうか。

やはり満員電車というのは誰も得しない、全員が不幸になる仕組みということがよくわかりますね。

一方で自転車通勤による好影響は、これらの悪影響の裏返しという事になります。

とりわけストレスに関してのメリットは多くの科学者が伝えています。

海外で通勤、通学者約4000人を対象に行った調査でも、もっとも日々のストレスが低かったのは徒歩や自転車などのアクティブな通勤手段をもちいた人達だったという結果が出ています。

ちなみにもっともストレス値が高かったのは車通勤の人達だったそうです。

 

それと一応自転車通勤による身体的健康面への影響についても触れておきましょう。

適度な運動は身体に良い。なんてわかりきっている話かもしれませんが。。。

例えばこんな調査結果もあります。

自転車で通勤がいいことだという証拠については、Scandinavian Journal of Medicine & Science in Sportsというジャーナルの「サイクリングの健康的利点」というレビューに次のような記述があります。サイクリングと関連のあるものすべて(結腸癌からシンプルな有酸素運動まで)を扱った16種類の研究結果を調査して、16種類中14の研究で、ペースが遅くても、距離が短くても自転車で職場へ行くことで健康的利点があるという結果になったそうです。
そして何よりも重要なのは、そのうち14の研究結果で、サイクリングと心血管疾患または結腸癌による死亡率には強い逆相関の関係にあるとわかったそうです。この結果はとてもストレートなもので、自転車に乗って職場へ行くことは健康を改善し、心血管疾患やガンでの死亡率のリスクや肥満のリスクを軽減するということがわかっています。(出典:https://www.google.com/amp/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/10681775/)

脂肪燃焼や心肺機能向上だけではなく他にも多くのメリットがあるということですね。

まとめ

通勤ラッシュがもたらす影響は昔から様々な機関で調査が行われており、皆一様に悪と断じています。

やはり冷静に考えて殺人的な混雑の中、毎日通勤を行うことははっきり言ってまともではありません。

将来的には『信じられないと思うけど過去にはこんなとんでもない時代があったんだ』と語られる日が来るのかもしれませんね。

しかし、決してすぐに解消出来る問題ではありません。(小池都知事は満員電車0にすると言っていますが、、、)

当面の問題から逃れる手っ取り早い方法はやはり自転車通勤です。

ぜひあなたも一刻も早く毎日の【痛勤】から逃れられることを祈っています。

興味を持った方はぜひ↓こちらの記事を参考にしてみてください。

ロードバイクで自転車通勤を始めたい!知識0からの完全フロー ロードバイクで自転車通勤を始めたい!知識0からの完全フロー

PS

あ、ちなみ100%良いことばかりとは言えません。

一応こういう側面もあります、ということで。(^^;

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