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【レビュー】サイクルボトルcamelbakのポディウムチルの使い勝手は?

【レビュー】サイクルボトルcamelbakのポディウムチルの使い勝手は?

サイクルボトルは数多くありますが、中でも非常に機能性が高くて有名なcamelbak(キャメルバック)『ポディウム チル』を購入したのでレビューします。

使ってみて納得、たしかにこのポディウム人気があるのも頷けます!

こんな人におすすめ
  • 機能性を重視、高品質で飲みやすいボトルがほしい
  • 夏場でもぬるくなりにくいボトルがほしい
  • 豊富なカラーリングから選べるボトルがほしい

ポディウムチルの基本スペック

外見

『ポディウム チル』シリーズは20種類近いカラーが揃っていますが、今回僕が選んだカラーは『レイクブルー』というのものです。

camelbakのポディウムチル(レイクブルー)

ターコイズブルーに近い色味ですかね。

割と珍しいカラーだと思います。

公式ページだと全く光沢がないマットな色味に見えますが、実際にはそんなこともありません。

『ポディウム チル』はポリプロピレンの容器で間に保冷用のジェルシートが入っている二重構造です。

底の部分をみると二重構造がわかりやすいですね。

中はこんな感じです。

飲み口の部分はこの様になっています。

特殊なバルブによって逆さにしてもこぼれないので、キャップなどはありません。

なお、本体以外の付属品も特になし。(商品タグくらい)

重さ

僕が購入したのは21oz、620mlのタイプです。

本体の重さは116gでした。

保冷機能のためジェルシートが内蔵されている2重構造なので、その分重くなってしまっていますね。

同じくらいの容量で他のメーカーだと半分くらいの重さのものもあるので、しっかりしている分やや重めの作りになっているようです。

サイズ感

片手で持つとこんなかんじ。

成人男性の手であればしっかりと馴染むサイズでしょう。

僕のロードバイクにセットしたときの装着イメージはこのようになります。

初めてのサイクルボトルなのでやや大きいかな、と感じますが620mlという容量を考えるとまあこんなものかと。

2重構造になっているのでその分ちょっと全体的に大きめかもしれませんね。

中央上部にくびれがあり持ちやすいのであまり手が大きくない僕でも片手で問題なく取り外しできました。

ポディウムシリースの違い

camelbakのポディウムはいくつかの種類があります。

最初にその違いを簡単にまとめておきます。

品名サイズ/定価特徴
ポディウム

620ml/¥1430

710ml/¥1650

エントリーモデル
ポディウムチル

620ml/¥1925

710ml/¥2145

750ml/¥2145

ポディウムの2倍の保冷/保温性能を持つ
ポディウムアイス620ml/¥3960ポディウムの4倍の保冷/保冷性能を持つ
ポディウムダート

620ml/¥2035

620ml/¥2640(※)

飲み口に汚れ防止のキャップがついている

※ポディウムダートにはチルもあり、チルの場合はこちらの価格

 

保冷機能がつかないスタンダードな『ポディウム』はリーズナブルでカラーバリエーションも豊富です。価格重視な場合や保冷が不要な冬場のサイクリングなどにはおすすめです。

一方、保冷機能がある『ポディウムチル』『ポディウムアイス』は通年で使えますね。

キャップがあって雨の日や悪路でも使えるのが『ポディウムダート』ですが、その分キャップを外すひと手間が必要になるので街乗りでは特に不要かと思います。

『ポディウムアイス』は一気に値段が高くなるので、コストパフォーマンスから考えて『ポディウムチル』が最もおすすめです。

僕が今回購入したのも『ポディウムチル』になります。

使い勝手(良かった点、気になる点)

ではここから実際の使い勝手についてレビューしていきます。

飲みやすさ

この製品の売りはボトルのやわらかさと飲み口にあります。

公式ページによると

ボトル本体がしなやかなので軽い力で押せます。他社保冷ボトルと握り比べた10 人全員がやわらかくて飲みやすいと回答。

とのこと。

ですが、個人的には正直そこまでめちゃくちゃ柔らかい、という印象はありません。

軽く凹ませる位なら簡単ですが、片手で完全に握りつぶすのは容易ではないです。

ただ、実際に走りながら飲むときは傾けて吸い込むように飲むことが多く、握りつぶして飲むというシチュエーションがほぼ無いので何の問題もありません。

ボトルを傾ければ軽く吸い込むだけで飲むことができますよ。

サイクルボトルの飲み方イメージ(出典:https://funride.jp)

サイクルボトルの飲み方イメージ(出典:https://funride.jp)

もう一つのポイントである飲み口部分は、ジェットバルブと呼ばれる特殊な機構になっています。

握ったり吸い込むことで弁が開いて中身が出てきますが、力を加えなければ逆さにしても中身がこぼれることはありません。

別のメーカーのものだと飲み口の部分を歯で引き上げてから飲む仕組みになっていたりするので、そのまま飲めるというのは画期的ですね。

また、バッグの中にしまうときなどはちゃんとロックがかかるようになっているので安心です。

ロックがONのときはかなり強めに握っても中身は出てくることはありません。

試しに1日バッグの中に入れて持ち歩いてみましたが、飲み口部分はもちろんキャップの横から漏れるようなこともありませんでした。

もちろん前述のとおり基本的には逆流しないのでサイクリング中はロック不要です。

ちなみに飲み口部分は結構複雑な作りなので洗いづらいのではと思われますが、このように4つのパーツにバラして洗うことができます。

ポディウム キャップ洗浄

ポディウム キャップ洗浄時

MEMO
実はこの飲み口の部分は更に細かく分解して洗浄することも可能ですが、下手すると戻せなくなるので注意が必要です。メーカー非推奨とのことなので自己責任でやりましょう。具体的な手順はこちらに記載されています。 参考 キャメルバック ポディウムボトル キャップ分解洗浄方法https://www.riteway-jp.com/

なお、本体についていたタグをみるとボトル本体のお手入れは

ボトルの中で温水と食器用洗剤を混ぜて振り、勢いよく振って洗浄します。

とのことです。スポンジでガシガシ洗う必要は無いようです。

食器洗浄機にも対応しているようですね。(もともと熱湯も入れられる仕様なので当然といえば当然ですが)

保冷機能

試しに冷蔵庫に入っていたスポーツドリンクを入れて1時間ほどサイクリングしてみましたが、20度ほどの気温の日だと最後まで十分に冷たいまま飲むことができました。

さすがに30度を超えるような真夏日、猛暑日は最後にはぬるくなってしまうので氷を一緒に入れる、1/3くらいの量で冷凍した状態で飲料を加えるといった工夫が必要になりますね。

ちなみにこのボトル、そのまま凍らせることも可能です。

保冷機能に関してはあくまでも簡易的なものなので本格的な真空断熱の二重構造ステンレスボトルのような性能は期待しないでください。

手に持ったときに中の温度がほんのり伝わりますし、温度差があれば表面がうっすら結露もします。

気になった点

最後にこのボトルを使ってみて気になった点を挙げてみます。

飲み口がやや大きく若干飲みづらい

最初に一番気になったのが飲み口部分の大きさです。

思ったよりもサイズが大きいので口に入れたときに若干飲みづらいと感じました。

あまり小さくしても中身が出る量が減ってしまいますので、キャップ自体の厚みが減ればベストですね。

まあ正直慣れの部分はあるので、そのうち気にならなくなりますがもう一回り小さいとより飲みやすいかなと感じました。

最後まで中身が飲みきれない

毎回そうなのですが、このボトルで飲んでいると構造上どうしても最後に少しボトル内に飲み物が残ってしまいます。

ボトルを握っても吸い込んでもだめで、飲み口部分を外さないと飲むことができません。

量としてはせいぜい1口分程度なのですが正直ちょっと気になります。

他にも飲み口部分を毎回分解して洗うのが面倒、とかバッグに入れて持ち運ぶとかさばる、といった点がありますが気になる点はこれくらいですね。

総合的には非常に満足しています。

まとめ

というわけで、camelbakのポディウムの使い勝手についてのレビューをお伝えしました。

以前は水筒やペットボトルをかばんに入れて飲んでいたのですが、それと比べると比較にならないほど楽です。

ジェットバルブのおかげでキャップの開け締めから開放されて、非常に快適ですね。

ボトル自体の作りもしっかりしていて中身が漏れたりすることありませんし、水や麦茶、ポカリスエットなど様々な飲み物を入れますがニオイ移りなどもゼロです。

1つ持っておけば末永く使えるでしょう。

きっと後悔することは無いと思いますよ。

以上、参考になれば幸いです。

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