自転車通勤にせよ休日のサイクリングにせよ、ある程度の距離を走行すれば真冬以外はどうしても汗をかくのは避けられません。
そこで、以前から興味があったコンパクトながら高い吸水性と速乾性を誇るマイクロファイバータオル(速乾タオル)を購入してみました。
今回はそんなマイクロファイバータオルの使い勝手について実体験レポしてみます!
マイクロファイバータオルとは?
一般的なコットンのタオルとマイクロファイバータオルの違いは何なのか、簡単におさらいしておきます。
マイクロファイバータオルとは、その名前のとおり繊維が一般的なタオルと比べて非常に細いのが最大の特徴です。
繊維が細いことでその間から毛細血管現象で一気に吸水するので普通のタオルよりも圧倒的に早く汗を吸ってくれる仕組みです。
一般のタオルよりも5~8倍近い吸水量、吸水速度を誇ります。
高い吸水速度に加えて速乾性も圧倒的に高く、すぐ乾くのも特徴です。なので速乾タオルとも言われていますね。
そして見てのとおり薄くてコンパクトなのでかさばらず、ポケットに入れるにも最適なので登山で愛用する人が多いみたいです。
ただ、その一方で繊維が細いことであまり強くこすると肌が傷つくというデメリットがあるので、やさしく肌にポンポンとあてるようにして拭く必要があります。この点は普通のタオルとちょっと違う使い方になるので注意が必要ですね。
基本スペック
僕が今回購入したのはAmazonや楽天でやたら売れている『Caloics』の速乾タオル(4枚セット)です。
4枚セットと2枚セットの2種類が販売されており、4枚セットだとフェイスタオル×2、スポーツタオル×1、バスタオル×1、2枚セットだとスポーツタオルとバスタオルがそれぞれ1枚ずつの組み合わせですね。
やはり4枚セットのほうがお得です。
外見
専用の収納袋に入った状態で販売されています。
僕が今回購入したのは4枚セットですが、マイクロファイバータオル自体がかなり薄手なのでバスタオル込みでもコンパクトな収納袋で入ってしまいます。
ただまあ正直この収納袋は使う機会はないですね。
取り出して並べてみるとこんな感じ。
素材はポリエステル80%、ポリアミド20%。ちなみにポリアミドというのはいわゆるナイロンですね。
定番の中国製です。(^^;
なお、このタグがついているのはバスタオルとスポーツタオルだけです。フェイスタオルにはタグはついていません。
使い勝手(良かった点、悪かった点)
では気になる実際の使い勝手についてレポします。
今回はフェイスタオルをサイクリングと真夏のお出かけ、バスタオルを自宅の風呂上がりに使ってみました。
吸水性&速乾性は期待通り抜群!
まず、最大のポイントである吸水性は期待通りの効果を発揮してくれました。
今の時期だと1時間も走るとかなりの量の汗が出てきて普通のハンドタオルだとビチャビチャになってしまうのですがマイクロファイバータオルだと余裕で吸水してくれます。
サイズ的には34cm✕34cmなので普通のハンドタオルとほぼ同じサイズですが、真夏の運動用としても十分に使えるアイテムですね。
また、バスタオルを風呂上がりに使うとあっという間に水分&汗を吸い取ってくれるので乾きが非常に早いです。
髪の毛を乾かすときに時短に一役買ってくれます。
超コンパクトでフック付きなので持ち運びが楽
またサイズ的にも非常にコンパクトなので、サイクルウェアの背面ポケットにももちろん余裕で入ります
ズボンのポケットに入れても膨らむこともありません。
フック付きなので夏場に子供と公園に行く際にはベルトループなどにかけておくと楽ですね。(サイクルウェアの場合はフックを掛ける場所がありませんが、、、)
フックはこのようなボタン式になっていて、若干硬めですが使い勝手は良好です。
フェイスタオルを普段使いにしていますが2枚あるので毎日洗いながら交互に使えて便利ですよ。
肌ダメージは気にならないが肌触りは好き嫌いがあるかも
また肌へのダメージに関しては個人的には特に気になったことはありません。
なるべく優しくポンポンとあてるようにして汗を拭くようにしていますが、やはり大量の汗をかいたときはついガシガシと雑に拭いてしまうことがあります。
ですがそれでも肌が赤くなったりヒリヒリしたり、ということはないですね。
僕は男性なので気にならないだけで小さい子供や女性は肌が荒れてしまう可能性もあるので念の為、注意してください。
触った感じはとても柔らかいので一見すると肌に優しいようにしか見えないんですけどね。。。
このベロア生地のような独特の肌触りは個人的には不満はないのですが、人によっては気になるかもしれません。
特にバスタオルとして使う場合、非常に薄手なのでまるでシーツで体を拭いているような変な感覚になります。
柔軟剤をつかったふわふわのタオルの肌触りが良い!という人は向かないと思います。
夏場で1ヶ月ほど使用したが特にヘタリやニオイは無し
マイクロファイバータオルは一般的に繊維が細いので耐久性が低い、と思われていますが実際にはそれは誤解でコットンのタオルよりも耐久性は高いです。
僕の場合、実際に夏場を中心に1ヶ月ほど各タオルを使っていますがいまのところ特にヘタリや匂いはでていません。見た目もほぼ購入時のままです。
一応『乾燥機は使わない』『ネットに入れて洗う』『陰干し推奨』と言われているようですがそこまで丁寧に扱う必要はないのかな、という印象ですね。
実際、僕も別にネットに入れてるわけでもなく使うたびにそのまま洗濯機で普通に洗って普通に日干してます。
ただ、ネットでは何度も洗濯を繰り返すと生地がボロボロになってきたり、ニオイが残ってしまったり、はたまた吸水性がなくなったりという話をよく聞きますので今後もしばらく使い続けてウォッチしていきたいと思います。
まとめ
というわけでCaloicsのマイクロファイバータオルの実際の使い勝手についてレビューしました。
安価にもかかわらず高い吸水性と速乾性、そして持ち運びやすさを併せ持つマイクロファイバータオルはサイクリング用のタオルとしても非常に使い勝手が良いと感じました。
最近のAmazonはサクラレビューが多くてイマイチ信用できないのですが、このアイテムに関しては確かに高評価なのもうなづけます。
普通のコットンタオルしか使ったない人はぜひ一度試してみてください。コスパもよくその使い勝手の良さにトリコになると思いますよ!
以上、参考になれば幸いです。