多くの社会人が日々ストレスを感じているものの代表格が通勤ラッシュだと思ます。
大都市圏、特に首都圏に住んでいる人の大半が感じているはず。
きっとこの記事を見ているあなたもそうではないでしょうか。
この通勤ならぬ痛勤、もし開放されれば素晴らしいと思いませんか。
そんなあなたに自転車通勤を是非とも勧めたい!
思っているよりも実はずっと簡単な自転車通勤、ぜひとも始めて見ませんか。
都心の通勤のストレスは異常
僕は元々東北の田舎出身なもんで、東京の通勤ラッシュはマジで堪えます。
こればっかりは何年経っても慣れることはありません。
実はこんな面白いアンケート結果があります。
プリンストン大学のダニエル・カーネマン教授らはテキサスで働く909人の女性を対象に日常のエピソードの中で幸福を感じるものについてアンケートをとった。
以下はそれをランキング化したもの。
対象がアメリカの女性なので相当バイアスがかかっていますが、ワースト1とワースト3が通勤というのは面白い結果ですよね。
そう、確かにソレくらい通勤というのは日々のストレスを感じるものなんです。
これはアメリカの話ですけど、日本の場合そのキツさはずっと上ですからね。
正直言って、日本のサラリーマンは毎日通勤に相当なストレスを感じているハズ。
だいたい朝から不愉快な思いをして別に楽しくもない会社に行く。それをこれから何十年も通い続けるなんて、考えただけで地獄です。
通勤のストレスからの解放。自転車通勤を始めよう
会社の近くに引っ越しできれば一番ですが、大抵の場合家賃や家族との兼ね合いではそれは難しいと思います。
手っ取り早く通勤ラッシュのストレスから解放されるには自転車通勤がベストです!
そんな自転車通勤を始めるには以下の条件さえクリアできていればOK!
実はそれほどハードルは高くないということが分かるはずです。
では各条件を挙げてみましょう。
条件1.職場で自転車通勤が許容されること
サラリーマンの場合、まずはコレが一番の条件になりますね。
近頃はエコや健康のためにも、積極的に社員に自転車通勤を推奨する会社が増えてきました。
とは言え、まだまだ少数派。
まずは自社の就業規則を確認してみましょう。
大抵の場合、ちゃんと申請すればOKではないでしょうか。
ただ、気をつけたいのは通勤交通費の扱いについてです。
公共の手段を使っての通勤が普通なので、自宅最寄り駅から会社までの通勤定期代が支給されると思います。
通常ルートでの定期代を請求しつつ、定期を買わずにこっそり自転車通勤して定期代を浮かせるというやり方も出来るかもしれません。
ですが、正直コレはちょっとリスキーなので避けたほうが無難です。
バレた時にどうなるかわかったもんじゃありません。
とは言え、いきなり100%自転車通勤オンリーというのはちょっと勇気がいりますよね。
そこで例えば『普通に定期を購入して、天気の良い日だけ健康のために自転車通勤する』というのはどうでしょうか。
このような形でちゃんと一言申告しておけば「へー、それはいいね」と納得してもらえるでしょう。
そうすれば大手を振って自転車通勤が出来るし、天気が悪そうな日は無理せず電車通勤に切り替えられますからね。
精神的にも楽でしょう。
条件2.自転車通勤が可能な距離であること
自転車通勤が可能な距離というのがどの程度なのか、なかなかイメージが出来ないかもしれません。
結論から言うとズバリ20Kmまでが目安だと考えましょう。
20Kmというと東京駅~西船橋駅がちょうどそのくらいになります。
今まで自転車通勤をしたことがない人からすると、20Kmというのはかなり遠い距離に感じると思います。
たしかに一般的なママチャリなら相当厳しい距離ですが、ソレくらいの距離を物ともしない自転車があるんです。
それがロードバイク。
レースなんかでよく見かけるハンドルがぐにょっと曲がったアレです。
ママチャリしか知らない人は、こんなもの乗りこなせるのは体力が有り余っているスポーツマンだけだと思うかもしれません。
けど、実際には誰でも簡単に乗りこなせる自転車なんです。
メタボの運動歴ほぼ0のオジサンでさえ1週間で問題なく乗りこなせます。
このロードバイクを使うと走る速度が圧倒的に早くなります。
なんと、全く運動していない一般人でさえ、余裕で時速20~30Kmは出せるんです!
(さすがに最初の内はその状態で数十分も走り続けるのは厳しいですが・・・)
ちなみに僕の場合、以前自宅から会社まで約18km程の距離を大体50分位で通っていました。
都内で信号待ちが多いのでどうしてもペースが上がらないのですが、それでも平均時速は20Km位ですよね。
ちなみに僕は中学、高校と文化部及び帰宅部なので体力には全く自信はありません。
ロードバイクさえあれば、20Kmという距離は十分射程範囲なんです。
通勤時間として片道大体1時間見ておけば十分でしょう。
初心者の場合、通勤距離が20Kmを超えるとちょっと厳しいかもしれません。(もちろんやってる人は多数いますが)
条件3.オフィスカジュアルが許容されていること(できれば)
基本的に先に上げた条件1と条件2さえクリアできれば自転車通勤は可能です。
ここからは、僕が実際に自転車通勤をしてきて「できればあると助かるなー」と思った条件を挙げてみます。
まず、職場での服装です。
最初に言っておくと、自転車通勤は通勤は立派な運動です。
ですから、正直『スーツをびっちり着込んでネクタイ締めて革靴で自転車通勤!』というのは無謀です。
動きづらいですし、汗をかくし、スーツもすぐによれよれになってしまうと思います。
ですので基本は通勤時はスーツを着ない、と考えましょう。
別に持っていってオフィスについてから着替えます。
できればオフィスカジュアルが浸透していて、クールビズウォームビズが推奨されているとベストでしょう。
スーツの上着がとにかくかさばりますからね。
まあ、最悪の場合ガーメントバッグというスーツが皺にならないように畳んで背負えるバッグもあるので、それで対処することも十分可能です。
条件4.会社又はその近くに屋根付きの駐輪場がある(できれば)
これもあれば嬉しいポイントです。
特に職場が大きいビルのテナントだったりすると無料の駐輪場が完備されていたりするでしょう。
大抵の場合、会社の最寄り駅に駐輪場はあると思うので全く止める場所がないってことはないと思います。
路駐は防犯面でも不安だし撤去されるおそれがあるからなるべく避けたい所ですね。
屋根はあれば嬉しい、位の話です。
基本的に雨の日は乗らないこと強く推奨しますが、たまに天気予報が外れて思わず雨になったりすることもよくありますからね。
条件5.ロッカーまたは自分のデスクがあること(できれば)
先程も言ったように自転車通勤は完全に立派な運動です。
その為、基本的には『通勤時の服装』と『職場の服装』は完全に別にすべきなので、会社についたら着替えることになります。
ですので、出来れば【着替える為の場所】と【着替えた服を置いておく場所】がほしいところです。
着替える場所として男女別の更衣室があると嬉しいけど、無くてもトイレの個室で代用できるので問題ありません。
着替えた服はカバンにしまっておいてもいいんだけど、夏場なんかは汗でびしょ濡れになるので、できれば干しておきたいですね。
そういう時にはロッカーがあるといいのですが、ない場合でもなんとかなります。
まとめ
というわけで、簡単に自転車通勤を始めるに当たっての条件についてまとめてみました。
必要な条件はたった2つ『職場で自転車通勤が許容されること』『自転車通勤が可能な距離(20km以内)であること』これだけです。
逆に必要ないものは『体力』『ど根性』『運動神経』など。
特に体力面を心配する人が多いのですが、全く心配無用です。
ロードバイクは普通のママチャリよりも遥かに楽だし、自転車通勤に必要な体力や筋力は勝手についていきます。
結局のところ本当に必須なのは、この通勤地獄から抜け出したいという意思だけ。
さあ、ぜひともストレスフリーの毎日を手に入れましょう。
さっそく↓の記事から読み進めていきましょう!
ロードバイクで自転車通勤を始めたい!知識0からの完全フロー