ロードバイクで非常に重要な問題となるのが「どうやって安全にロードバイクを停めるか?」という点です。
自転車通勤を行う場合、最初に意識する必要があるのが駐輪場の確保です。
大きく分けて以下のパターンが考えられます。
- オフィスにとめる
- オフィス周辺にとめる
- 専用駐輪場にとめる
オフィスにとめられば一番楽なのですが、駐輪場が無い職場もあるでしょうし、自転車通勤をバレたくない、という理由で少し離れた方がいいという人もいるでしょう。
また、節約のために自転車通勤をする場合は駐輪場代も考えなければなりませんし、何よりロードバイクを止めるなら防犯面が最も重要です。
最近では東京駅周辺に駐輪場にシャワーやロッカーを備えた専用の施設も登場しました。
これらを総合的に考えてどんな駐輪場があるのか、そしてどれが一番よいかを比較検討してみましょう。
ちなみに駐輪場とセットで必須な鍵の選び方については以下の記事をご参照ください。
自転車通勤に欠かせないカギの選び方を紹介!おすすめの鍵はコレ一択オフィスにとめる
一番最初に考える手段は職場に自転車を止めるという選択肢です。
東京都心に勤めているサラリーマンの場合、大抵の人の職場はオフィスビルになるのではないでしょうか。
大型のオフィスビルのフロアに職場が入っている場合、大抵は駐輪場が整備されています。
中には警備員常駐の地下駐輪場が完備されている場合もありますね。
なんといっても近いというのが最大のメリットですし、すぐそばにとめてあるという安心感もあるでしょう。
駐輪代については商業施設が含まれていると有料の場合もありますが、基本的にオフィスビルは無料の事が多いです。
オフィス周辺にとめる
職場以外の場所に自転車をとめるという選択肢もあります。
オフィス街の場合、周りにはほかにも沢山ビルがあるでしょうから、それらの駐輪場が利用出来ないか確認してみましょう。
また、近くに大型のデパートやショッピングモールなどの商業施設があれば、そこの駐輪場を利用できる場合もあります。
ただし、有料の場合のみで無料駐車場だと施設利用者以外はとめないでください、と掲示されている場合がほとんどですから注意が必要です。
更には駐輪場自体の営業時間も注意しましょう。10:00~20:00のように朝には空いていないこともあります。
また、全く管理されておらず無法地帯のように好き勝手にとめられている、なんて場合も防犯面での不安があるので避けましょう。
会社近くの公園や歩道の端に路上駐車をしている人もいますが、これらは基本的にはNGです。(公園はOKな場合もあり)
役所に撤去されたり、盗難やイタズラのリスクが高くなるのでおすすめはしません。
専用駐輪場にとめる
建物に付属している駐輪場ではなく、専用駐輪場を利用するという手もあります。
この場合、最もベターな選択肢はオフィス最寄り駅の駐輪場を利用するという手段です。
基本有料になりますが、撤去される不安もなく堂々と止めることが出来ますし、月単位の契約をしていれば駐輪場が空いてないという心配も無用です。
大体1ヶ月2000円程度で預かってもらえます。
駅によって規模や形態は様々で、中には地下や線路のガード下など屋根がある駐輪場もあります。
また、最近では『日比谷ライド』『Bike&run』といった専用の駐輪場に加えロッカーや更衣室、シャワーなどが完備された施設も増えてきました。
参考 日比谷ライド日比谷ライド 参考 Bike&runBike&run 参考 グランディヴェルグランディヴェル最大の問題は料金が高いのと施設の絶対数が少ないことですね。
節約目的ならばちょっと現実的ではない価格です・・・。
僕の自転車通勤時の実例
僕の場合は会社が大型のオフィスビルに入居していたので、そこの1階の駐輪場にとめていました。
あまりちゃんとした区画が整備されているわけでもなかったのですが、いつも空いていて屋根付き&無料でした。
メインエントランスからは裏口側でしたのであまり目立たず、そのまま近くのトイレですぐに着替えてしまえばジャージ姿を見られることもありませんでした。
僕は別に内緒にしていたわけではないのですが、同僚や上司とジャージ姿で鉢合わせになったことは一度もないので、大型のオフィスビルならばバレずに自転車通勤は可能だと思います。
また、ヘルメットやグローブなどはロードバイクに置きっぱなしでしたが安物でしたし盗まれたことはありません。
まとめ
最後に各パターンのポイントを簡単にまとめてみます。
1.オフィスの駐輪場
メリットは近い、楽な事。大抵無料なのでまずはこれを探してみましょう。
2.周辺施設の駐輪場
近くのビルなどで利用できる場所があればオフィス同様に楽です。
3.駅の駐輪場
多少コストはかかりますが、安心して止められるので駅近のオフィスならありです。
4.商業施設の駐輪場
こちらも大抵はコストがかかります。時間単位で料金が決められていて駅前駐輪場より高くなることが多いようです。
5.公園、路駐
コストゼロですがハイリスクなのでやめましょう。
6.専用施設(日比谷ライド等)
ハイコストですが非常に施設は充実しており、自転車通勤を手段ではなく目的とするならよいと思います。
個人的には1から順番で探していきます。これらのうち4までで全てNGの場合は自転車通勤自体ちょっと難しいかもしれません。
コスト面、防犯面、利便性の3つを加味して自分にあった駐輪場を探しましょう。